LEXUS│レクサス 次世代クリエイターを支援する「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品が発表
LEXUS│レクサス
制作されたプロトタイプ4作品は今春のミラノサローネで展示
「LEXUS DESIGN AWARD 2015」の入賞作品が発表
LEXUS(レクサス)による、次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD(レクサス デザイン アワード)2015」の入賞作品が発表された。入賞12作品のうち4作品の受賞者は、世界的クリエイターらから助言を受けてプロトタイプを制作。4月に開かれるミラノサローネで展示される。
Text by YANAKA Tomomi
“Senses”「五感」をテーマに生み出された独創的なデザイン
豊かな社会をつくりあげるデザインと、より良い未来のためにアイデアを生み出す気鋭のクリエイターの育成支援を目的に2013年からスタートし、今年で3回目を迎える「レクサス デザイン アワード」。これまでにも独創的な作品が生み出され、誕生以来大きな反響を呼んできた。
ことし2015年は、“Senses”「五感」をテーマにした今回のコンペティション。世界72カ国から1171点の応募があり、日本を代表する建築家、伊東豊雄氏やニューヨーク近代美術館(MoMA)の建築・デザイン部門のシニアキュレーター、パオラ・アントネッリ氏といった、そうそうたる6人の審査員と4人のメンターが一堂に会し、ディスカッションをとおして12点の入賞作品を決定した。
さらにそのうちの上位4作品の受賞者は、メンターであり世界的クリエイターでもある建築家、アーサー・ファン氏、ゲームデザイナーのロビン・ハキニー氏、建築家・デザイナーユニットのネリ・アンド・フー氏、そしてデザイナーのマックス・ラム氏からそれぞれ助言を受けながらプロトタイプを制作していく。
日本からは、東京藝術大学北川原研究室の研究員である海老塚啓太氏による、動物の機能を体感できるデジタルデバイスを内包した仮面「ANIMAL MASKS」が選出。こちらは、ネリ・アンド・フーがメンターとして指導する。また、日照不足により精神的、物理的な影響を受けやすい北欧の人びとのために、スペインのマリーナ・メリャアド・メンディエタ氏が開発した、自然の天候に応じて変化する照明「LUZ」なども選出された。
これらのプロトタイプ4作品は、ほかの8入賞者のパネルとともに、この4月にイタリア・ミラノで開かれるミラノデザインウィーク(ミラノサローネ)2015のレクサス会場で、4月13日(月)から19日(日)まで展示予定。さらに、入賞者は会場で自身の作品についてプレゼンテーションをおこなうチャンスもある。その後、プロトタイプ4作品のなかから「レクサス デザイン アワード2015」の頂点となるグランプリ1作品が決定される。
LEXUS DESIGN AWARD 2015
http://www.lexus-int.com/jp/design/lda/