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PRODUCT
2015年1月13日
Perrocaliente|「レインボーオイル」を使った新作オイルランプ
Perrocaliente|ペロカリエンテ
ちょっとした遊び心が周囲を照らすペロカリエンテのオイルランプ
スペイン語で“ホットドッグ”を意味するプロダクトブランド「Perrocaliente(ペロカリエンテ)」。名前と同様に親しみやすい製品群に、キャンドルの形状をしたオイルランプ「CANDLA(キャンドラ)」がくわわった。暗がりのなかでダイニングテーブル上を灯す眩い光は、本物のキャンドルと見間違うほど。遊び心が溢れるたたずまいには、安全面にも配慮した心遣いも垣間見えてくる。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
安全性にも配慮したエコな仕様
「CANDLA」の使い方はいたってシンプル。本体の5分目となる約50mLを目安にオイルを注入し、芯に染みわたったところでライターなどを使い着火する。オイルロスがない低燃費仕様で、200mLのオイルで約40時間も燃焼(炎長約20mmの場合)。要となる芯にはグラスファイバーを用い、先端が黒くなってきた場合は、ハサミで切り揃えることで永久に使用できる。
気になるオイルは、レストランでも重宝されている「レインボーオイル」を採用。アルコールや灯油と比べて引火性、揮発性が低く、安全性も高い。正しい使い方をすれば、燃焼中の油煙やススだけでなく、臭いも発生しないという。また背を低くし安定性をもたせた形状は転倒を極力防いでくれるから、安心して使用することができるだろう。
本体は「Shiro」「Ruri」「Usucha」の3色を用意。外装に半磁器を採用し、キャンドルのような艶やかな風合いを実現した。さらに特筆すべきはリーズナブルな点。手軽なギフトにすれば、贈る方も受け取る方もともに満足度が高いはずだ。
ダイニングテーブルの上で十分な存在感をはなちつつ、年末に向けてのホームパーティーなどで、集う人びとの笑顔を照らしてくれそうだ。