SPUTNIK AUCTION|オークション形式で作品を購入できるイベント
SPUTNIK AUCTION|スプートニクオークション
ものづくりに対する純粋なおもしろさを再発見
オークション形式で作品を購入できる「スプートニクオークション」開催
黒崎輝男事務所、Mirai Institute K.K.は、オークションを通じてクリエイターの作品を欲しい人に直接販売する「SPUTNIK AUCTION(スプートニクオークション) 2014」の開催を決定。11月3日(月・祝)、表参道の「COMMUNE(コミューン) 246」内にておこなわれる。
Text by KUROMIYA Yuzu
クリアな視点で作品を評価し、自分が納得した価格で手に入れる
スプートニクオークションとは、アーティストやデザイナー、クラフトマンに近い立ち位置でキュレーションをして、「作品」とそれを「所有したい人」、そして「お金」の関係をできるだけシンプルにしたオークションだ。
最初の人工衛星「スプートニク」が宇宙から地球を見た時、国境や隔たりなどがないひとつの美しいものとして映ったように、ものが持つ美しさを純粋に評価する場を作りたいとの思いからスタート。そして、クリエイターに作品の対価をできる限りダイレクトに届けていこうという試み。
今回のオークションは、家具専門情報サイト『TABROOM(タブルーム)』の協力のもとに開催。スウェーデン、オレゴン州ポートランド、そして日本のアーティスト、デザイナーやクラフトマンたちの作品を中心に展開する。クリエイティビティ溢れるファニチャーからユニークなメガネまで、幅広いアイテム約40点がラインナップする予定だ。
オークションは、作り手が決めた最低落札価格からスタート。そしてもっとも高い値段をつけた人が作品を購入する権利を獲得し、この値段が「作品の価格」としてすべて作り手に還元される。ただし、最終売買価格はオークションの最高価格に、キュレーションや運送コスト等の手数料20パーセントを加算した価格。
開催日はデザインウィーク中の11月3日(月・祝)。会場は、表参道に新しくオープンする「コミューン 246」内。当日は誰でも参加が可能。
もの、あるいはものづくりに対する根源的な価値やおもしろさ、美しさを、純粋な目で再発見する良い機会となりそうだ。
SPUTNIK AUCTION 2014
日時|11月3日(月・祝) 19:00~22:00
11月2日(日)オープニングパーティー 18:00~21:00
エキシビション
日時|11月1日(土)、2日(日) 11:00~21:00
会場|COMMUNE 246
東京都港区南青山 3-13
sputnik-auction.com
<アーティスト>
東京:清水 総二、野本 哲平、本多沙映、寺山紀彦、岡本光一、角田陽太、白木麻子、堀川卓哉、山家明、藤田哲平、長谷川銀、臼井仁美、Sanghyeok Lee、Krister Olsson
PDX:Evan Humphreys、Spencer Scott Staley (SSS)
スウェーデン:P .A Nel Rodenius、Andreas Frienholtz、Lotta Lampa、Lagom Bra、Tove Greitz、Fredrik Ingemansson、Helen Carlsson、Anna Tascha Larsson、Mia Larsson、Malin Henningsson、Fredrik Andersson、Simon Whitfield、Jakob Robertsson、Anna Nordstr Nvm、Johanna Friedman、Annie Johansson、Ludvig L Nvfgren
<キュレーター>
東京:大矢 知史 PDX:Spencer Scot Staley スウェーデン:Simon Klenell