角田陽太|コラボ展覧会「MINGEI meets DESIGN」開催
KAKUDA Yota|角田陽太
角田陽太と五十嵐元次による白磁のうつわ
展覧会「MINGEI meets DESIGN」開催
福島・会津若松で白磁・青磁を作りつづけている陶工の五十嵐元次氏と、OPENERSで 連載「東京浪漫酒場」をもつデザイナーの角田陽太氏が協働。白磁のうつわ「IGARASHI/KAKUDA」が生み出された。6月21日(土)より、「中目黒SML」と「RED CLOVER nakameguro」の2会場で展示販売される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
使い手のイマジネーションを刺激する“道具”
+“作る”五十嵐元次と“デザインする”角田陽太。ふたりの協働によって生み出されるものは、“作品”ではなく“道具” ― 使うことを求道したカタチは、朝露の雫から生まれたかのようなみずみずしさをたたえ、使い手のさまざまなイマジネーションを刺激する。今回は、「IGARASHI/KAKUDA」に加え、角田陽太氏がデザインを手がけたさまざまな分野の道具も同時に見ることができる。
中目黒SMLでは、角田陽太氏がデザインし、五十嵐元次氏が作った「IGARASHI/KAKUDA」の白磁のうつわを中心に、五十嵐元次個人作品や角田陽太デザインによるテーブルウェア「Common」、壁掛け時計「Clock A, Clock B」、備中和紙「KAMI」のほか、角田陽太氏と小林雄一氏がデザインを担当し、白磁ボタンを五十嵐元次氏が手がけたシャツなども展示販売する。
同会場では6月21日(土)17時から、「MINGEI meets DESIGN」オープニングパーティを開催。フードスタイリストの中山暢子さんによる料理とお酒を、五十嵐元次さんのうつわで、作り手とともに楽しめる。当日は、五十嵐元次氏と角田陽太氏も在廊する(参加費無料、事前予約不要)。
さらに、“シンプルなものは美しい”をテーマに、“あたらしい価値”を提案できる「モノ」をセレクトする「RED CLOVER」でも同展を開催。「MINGEI×RED CLOVER」と題し、「IGARASHI/KAKUDA」の白磁のうつわをはじめ、RED CLOVERがセレクトしたモダンな「民藝」のうつわを同時に展示販売する。
「MINGEI meets DESIGN」五十嵐元次×角田陽太
会場|中目黒SML
会期|6月21日(土)~29日(日)
時間|12:00~20:00(土、日、祝 11:00~)
東京都目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル 1F
Tel. 03-6809-0696
www.sm-l.jp
会場|RED CLOVER nakameguro
会期|6月21日(土)~29日(日)
時間|12:00~20:00
東京都目黒区青葉台1-16-10 1F
Tel. 03-5458-5075
角田陽太|KAKUDA Yota
デザイナー。仙台生まれ。2003年渡英し、さまざまな事務所で経験を積む。2007年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)を修了。2008年に帰国後、無印良品のプロダクトデザイナーを経て、2011年、YOTA KAKUDA DESIGNを設立。
http://www.yotakakuda.com/