CLUB HILLSIDE|第3回目のゲストは濱田琢司氏
CLUB HILLSIDE|濱田琢司×中原慎一郎
第3回グッド ネイバーズ ヒルサイド カレッジ開催
テーマは「HOW TO SEE -ものをどのように見るか―」
ランドスケーププロダクツとクラブヒルサイドの共同企画「グッド ネイバーズ ヒルサイド カレッジ」は、ローカルを見つめ、身の回りにあるものを使ってあらたなものを作り出す力を、身につけるための私塾。第3回となる今回は、人間国宝・濱田庄司を祖父に持つ、濱田琢司(南山大学人文学部日本文化学科 准教授)をゲストに迎え、「HOW TO SEE -ものをどのように見るか―」をテーマに開催される。
Text by OPENERS DESIGN
民藝運動においての「用の美」を振り返る
「グッド ネイバーズ ヒルサイド カレッジ」は“創る力をつくる”をテーマに、単なる座学ではなく毎日を豊かに生きていくためのユニークな知識と技術を学ぶことができるのが特徴。第3回目となる今回は、創る力をつくるには「ものを見る力を持つ」ことも重要ではないかという切り口をもとに、民藝運動やクラフト、デザインにも言及する。
人間国宝であり民藝運動においても重要な存在であった故濱田庄司氏の孫にあたる濱田琢司氏(南山大学人文学部日本文化学科 准教授)がゲスト。ランドスケーププロダクツ代表の中原慎一郎氏がモデレーターを務め、1920年代に日本で起こった民藝運動において当時どのようなあたらしい視点でものを見ていたか、用の美とはどんなものであったのかを振り返りながら、その視点を現代に置き換えてのクロストークは必見。ぜひとも足を運んでいただきたい。
第3回グッド ネイバーズ ヒルサイド カレッジ
HOW TO SEE -ものをどのように見るか―
ゲスト|濱田琢司(南山大学人文学部日本文化学科 准教授)
モデレーター|中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ代表)
日時|2014年3月16日(日)13:00~15:00
会場|クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)
定員|40名
会費|一般3500円、クラブヒルサイド会員および学生3000円(ドリンク付)
メール予約|氏名、連絡先、参加人数を明記の上、
「3/16ヒルサイドカレッジ参加希望」の件名でメールにて送信
主催|ランドスケーププロダクツ、クラブヒルサイド
クラブヒルサイド事務局
営業時間|13:00-21:00 月曜休
Tel. 03-5489-1267
info@clubhillside.jp
濱田琢司|HAMADA Takuji
南山大学人文学部日本文化学科准教授。1972年栃木県生まれ。2004年関西学院大学大学院文学研究科修了。博士(地理学)。
神戸大学助手、日本学術振興会特別研究員などを経て、2009年より現職。
地域文化論の立場から民芸運動と地方の工芸産地との関係の研究、民芸運動史や濱田庄司についての研究をおこなう。
所属する南山大学のキャンパスが、柳宗悦や濱田庄司らと交流のあった建築家アントニン・レーモンドの手によることから、
モダニズムと民芸運動との関係にも関心を持ち研究を進めている。主な著書として、『民芸運動と地域文化』(思文閣出版、2006、単著)、
『あたらしい教科書11 民芸』(プチグラパブリッシング、2007、共同監修)、『民芸運動と建築』(淡交社、2010、共著)、
『理想の暮らしを求めて 濱田庄司スタイル』(美術出版社、2011、共著)など。
中原慎一郎|NAKAHARA Shinichiro
ランドスケーププロダクツ代表。1971年鹿児島県生まれ。オリジナル家具等を扱う「Playmountain」、カフェ「Tas Yard」、
コーヒースタンド「BE A GOOD NEIGHBOR COFFEE KIOSK」、子供のためのレーベル「CHIGO」、
ギャラリースペース「CURATOR’S CUBE」を展開。また住宅、店舗のデザイン業務、イベントプロデュース、ブランドディレクションなどを手がける。
http://www.landscape-products.net/