Forest Notes|「感性の森2014展」開催
DESIGN / PRODUCT
2015年1月5日

Forest Notes|「感性の森2014展」開催

JVCケンウッド・デザイン|イトーキ

“Forest Notes”コラボレーション~産学交流によるアイデアモデル展示会

「感性の森2014展」開催

3月18日(火)より、ケンウッド・デザインとイトーキが共同でエキシビションを開催。リアルタイムの森の声を、都会のリビングやオフィスに届ける“Forest Notes(フォレストノーツ)”のコラボレーションイベント、「感性の森2014展」である。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

キャビネット全体が振動する天然木製スピーカー

Forest Notes(フォレストノーツ)とは、「森を感じるセンスウェア(五感で感じ、意識できるような感性の道具や仕組み)」として、リアルタイムの森の声を、都会のリビングやオフィスに届けるサービス及び製品のことである。

「森への入口」をイメージしたデザインコンセプトから生まれたスピーカーは、飛騨の伝統技術を踏まえ、職人たちが材料の選定から仕上げまで一貫した管理のもとで製造。Bluetooth®レシーバーやリチウムイオンバッテリー、エキサイターを内蔵し、スマートフォン、タブレット、パソコンなどから簡単に接続して“森の音”をワイヤレスで楽しむことができる。

一見、音響機器を感じさせない天然木製のキャビネットだが、エキサイター(エフェクターの一種)を搭載することでキャビネット全体を振動させ、透明感のある音色を奏でる。スピーカーユニットが振動する通常のスピーカーとちがい、キャビネット全体が振動するので、自然な、ゆったりと森の声が楽しめるのが特徴だ。

JVCケンウッド・デザイン|感性の森2014展 02

JVCケンウッド・デザイン|感性の森2014展 03

フォレストノーツのシステムを活用し豊かな社会を

今回のイベント「感性の森2014展」では、“ひとと自然が距離を超えてつながる”というフォレストノーツのテーマに共感した企業・学校・作家たちが、それぞれの立場で考えたフォレストノーツの「アイデアモデル」を試作・制作。

森の声を奏でるシステムとして提案される40点余りの作品展示を通して、自然と共生するあらたなスタイル提案をおこなう。同時に、将来に向けた産学交流、企業連携、相互のPRの場を創造することが目的となる。

<トークイベント>
3月18日(火)13:00~14:30(SYNQA 1F)
出演|斎藤 馨氏(東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)、川崎義博氏(東京藝術大学美術学部先端芸術表現科 サウンドアーティスト)
日本各地や世界の森林の生態系を、“サウンド”を通して見つめる両名の活動と今後の展望を対談。

3月20日(木)13:00~14:00(SYNQA 1F)
出演|加藤洋介氏(株式会社イトーキ マーケティング本部 Ud&Eco研究開発室)
木の素材としての見え方・ヒトの感じ方など、研究内容を交えてデザイナー向けに講演。

JVCケンウッド・デザイン|感性の森2014展 04

感性の森2014展
期間|2014年3月18日(火)~ 3月23(日)
オープン|18日 10:00~17:00(16:00受付終了)
19~22日 10:00~18:00(17:00受付終了)
23日 10:00~14:00(13:00受付終了)
会場|イトーキ東京イノベーションセンター SYNQA(シンカ)
東京都中央区京橋3-7-1 相互館110タワー 1階
入場無料
http://www.jvckenwood.co.jp/

Forest Notes
http://www.forestnotes.jp

           
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