The Tastemakers & Co.|「TENDER Co. OPEN HOUSE」オープン
The Tastemakers & Co.
TENDER Co.のデザイナー、ウィリアム・クロールがやってくる!
ウェブショップのリアル店舗「TENDER Co. OPEN HOUSE」オープン
東京・青山にあるライフスタイルショップ「The Tastemakers & Co.」が、ものづくりの姿勢に共感し、コラボレーションを展開しているという、英国のワークウェアブランド「TENDER Co.」。そのデザイナーのウィリアム・クロール氏とともに、あらたなプロジェクト「TENDER Co. OPEN HOUSE」を3月15日(土)よりスタートする。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
1点もののアートピースなど、スペシャルなアイテムも登場!
英国生産にこだわり、職人的なモノづくりを追求するデザイナー、ウィリアム・クロール氏。そのキャリアから“デニムマスター”と呼ぶにふさわしい技術とセンスをもちあわせている。
彼のコレクションは、デニムをはじめとする服にはじまり、レザー小物や靴、時計、メガネ、テーブルウェアなど、ライフスタイルにまつわるあらゆるプロダクトを展開。
今回開催される「TENDER Co. OPEN HOUSE」は、ウィリアム氏がウェブ上でオープンしているライフスタイルプロダクトのコレクション「TRESTLE SHOP」を、リアル店舗として期間限定でオープンするというもの。最新コレクションのほか、アーカイブコレクション、1点もののアートピースなど、スペシャルなアイテムも展示販売する。
手に取るモノすべてが希少性の高いアイテム
「洋服のなかに自然をとりいれていくこと」をコンセプトにしている「TENDER Co.」のワークウェアは、ほかでは見ることができない染め方が大きな特徴。染料の歴史を辿りながら原点に立ち返り、シーズンごとにあたらしいカラーを表現。ウィリアム氏自らが時間と手間をかけて丁寧に染め上げる。
イギリスの赤土と南コーストからの白土を合わせて焼かれた陶器「Hand Thrown Pottery」は、すべてが陶工の手によって作られ、一つひとつ、形や色の付き具合が異なるのが魅力。
またイベント期間中のみ受注となるのが、TENDER Co.オリジナルのぬいぐるみ「STUFFED ANIMALS」。洋服とおなじく、使用する生地はもちろん、小さなパーツにまでこだわりをみせる。ヨーロッパ初期のぬいぐるみがシープスキンやラビットファーで作られていたように、TENDER Co.でも羊毛やコットンなどの天然素材を使用。英国製で、裁断から縫製、詰め、仕上げにいたるまで、職人のクラフツマンシップがいかんなく発揮されている。
このほかにも、フェアトレードのインド製バッグにスタンプを押し、Tan Wattleで染めたイベント限定トートなどが登場予定。The Tastemakers & Co. が提唱しているsmall treadsのコンセプトとおなじく、小ロット生産で職人とともに、一点、一点こだわりをもって作り上げた希少性の高いアイテムばかりが揃う「TENDER Co. OPEN HOUSE」。ウィリアム氏のこだわりの世界を体感してほしい。
William Kroll|ウィリアム・クロール
1900年代ごろ、イギリスの蒸気機関車が走っていた時代の機械や作業着をルーツとし、洋服のなかに自然を取り入れていくことをコンセプトとしたコレクションを製作。デザイナーのウィリアム氏は、サヴィルロウでテイラードを経験した後、岡山にデニムの勉強のため滞在、その後ロンドンに戻りTENDER.Co をスタート。現在は、イギリスのセントマーチンでデニムの講師も務めている。