DESIGN /
PRODUCT
2019年10月6日
メイドインジャパンのスイスデザインを紹介する展覧会『Swiss Design / Made in Japan』|スイスへのとびら
Doors to Switzerland Japan 2020|スイスへのとびら
「日本国内で作られているスイスのデザイン」を紹介する展覧会
東京オリンピックを来年に控え、様々な企業や団体が関連する取り組みや活動を計画している。中でも『Swiss Design / Made in Japan』は、東京2020に向けスイス大使館が手掛けるキャンペーン「スイスへのとびら」のひとつとして、この秋開催される展覧会である。タイトルの通り「日本国内で作られているスイスのデザイン」をキュレーターの視点と感性を介して紹介するもので、スイスと日本をデザインで結び、文化の融合に触れることのできる貴重な機会となるだろう。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
スイスのデザイナーが日本の企業と作り上げたアイテム
「日本国内で作られているスイスのデザイン」を伝える展覧会『Swiss Design / Made in Japan』が2019年10月15日~22日まで、東京・原宿で開催される。
キュレーションを担当したのは、スイス出身で2008年から日本を拠点に活動するダヴィッド・グレットリ氏。
スイスでデザインを学んだ後、日本でディレクションやマネージメントという立場で国内のメーカーや職人を国内外のデザイナーと繋ぎ、ものづくりに従事してきた彼が示したテーマは「Swiss Design / Made in Japan」。
会場ではスイスのデザイナーやアートディレクターが、日本の企業・メーカー・製造業者との協働で誕生させたアイテムを中心に、そのストーリーと共に展示。スイスの革新的な若いデザイナーが手掛けるプロダクトデザインと日常使いのアイテムが、どのように日常に取り入れられているかを紹介する。
さらにスイス・スタイルをゆっくり楽しめるカフェコーナーやショップ、ラウンジも併設予定なので、様々な角度から日本国内で作られているスイスデザインを楽しむことができる。
出展デザイナーは、atelier oï (アトリエ・オイ)、BIG-GAME(ビッグゲーム)、Carlo Clopath(カルロ・クロパス)、Colin Schälli(コリン・シェリー)、Dimitri Bähler(ディミトリ・ベーラー)、Fabrice Aeberhard(ファブリス・エベルハード)、Kueng Caputo(クーン・カプート)、Loris Gomboso(ロリス・ゴンボソ)、Lucien Gumy(ルシアン・ギュミ)、Lukas Streit (ルーカス・シュトライト)、Max Bill(マックス・ビル)、Moritz Schlatter(モーリッツ・シュラッター)、Philippe Cuendet(フィリップ・クンデット)。
その名は知らなくとも、彼らがデザインしたプロダクトがあなたの身近にあるかもしれない。
スイスデザインのイノベーションが、日本の職人技の卓越性と伝統と出会い誕生したプロダクトの数々と、それらの誕生背景や両国の文化の融合、共通性などをグレットリ氏の感性を通して知る有意義な展覧会になることだろう。
Swiss Design / Made in Japan
会期|2019年10月15日(火)~22日(火)
開場時間 |
11:00~ 15日・20日・21日20:00まで / 16日17:00まで/ 17日~19日21:00まで/ 22日15:00まで
会期|2019年10月15日(火)~22日(火)
開場時間 |
11:00~ 15日・20日・21日20:00まで / 16日17:00まで/ 17日~19日21:00まで/ 22日15:00まで