MONTBLANC|「リミテッドエディション LEONARDO 3000」発売
MONTBLANC|モンブラン
特別限定品「グレートキャラクター」の新作
「リミテッドエディション LEONARDO 3000」発売
2011年のアルフレッド・ヒッチコック、2012年のアインシュタイン、そして2013年は「万能の天才」と謳われたレオナルド・ダ・ヴィンチ――人類の文化、思想、そして生活そのものに大きな影響をあたえた歴史上の偉大な人物をテーマにして製作されるモンブランの筆記具、「グレートキャラクター」。その新作「リミテッドエディション LEONARDO」が発表された。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
筆記具の可能性を無限に広げていく
レオナルド・ダ・ヴィンチに題材にした今年のグレートキャラクター、「リミテッドエディション LEONARDO」は、3000本限定の万年筆とローラーボール、稀少な74本限定の万年筆(2014年1月発売予定)からなるコレクション。
ダ・ヴィンチが遺したエクリチュール(書かれたもの)やディスクール(言説)、偉大な発明へのロジックなどの断片が、デザインに立体的かつ有機的に見え隠れし、具象と抽象がゆらめくディテールが、ダイナミックなラインでバランス良くまとめられている。そこにはダ・ヴィンチの息遣いが感じられ、今なおミステリアスな魅力に満ちた人物像を封じ込めたような、限定生産の筆記具となっている。
ダ・ヴィンチの見果てぬ夢を描いたモンブラン
「リミテッドエディション LEONARDO」のクリップにアクセントとして飾られているレッドゴールド仕上げの回転する歯車は、ダ・ヴィンチの発明の原点ともいえるギアドライブ(歯車駆動)がモチーフ。また、万年筆のペン先(750ゴールド)には、翼を広げたコウモリの姿がエングレーブされ、すべての筆記具の首軸には飛行装置の翼のスケッチが描かれている。
「リミテッドエディション LEONARDO 3000」のキャップとボディを引き締めるフィッティングは、ダ・ヴィンチが描いた飛行装置や、機械装置のオリジナルスケッチに見られるくさびやギアのシルエットを象ったもの。メカニックながらも、中世からルネサンスへの移行期の、重厚さを感じさせるものとなっている。