iichi|手仕事品が揃う「日本のつくり手とつながる夏」開催
iichi|いいち
iichiギャラリー&マーケット in 銀座三越
「日本のつくり手とつながる夏」開催
今年5月のゴールデンウィークに阪急百貨店うめだ本店で開催された「iichiギャラリー&マーケット」が、7月31日(水)から 8月13日(火)まで東京・銀座三越に登場。期間限定のリアルショップを開催する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
魅力的な作り手の手仕事品がラインナップ
銀座三越に期間限定で登場する「手仕事のギャラリー&マーケット iichi」(http://www.iichi.com/)のリアルショップは、手仕事のウェブマーケット「iichi(いいち)」から、総勢32名の作り手のアクセサリー、ガラス、布小物、木工などさまざまなジャンルの手仕事品が一堂に会する。
iichiは、作り手と直接、会話や売買取引を楽しむことができるウェブマーケットで、作り手は自らプロフィールページや作品ページを作り、自身の作品を紹介・販売することができ、イベントや個展の告知をおこなったり、英語版では海外に向けて作品を販売することも可能だ。また使い手は、作り手の制作への想いや背景を感じながら、買いものや会話を楽しむことができる。
今回のリアルショップには、デザイナーのセキユリヲさん主宰で、日本の伝統工芸や文化に学び、職人さんと現場で話し合いながらさまざまなものづくりを実践しているサルビアさんや、刈り取ったままの羊毛を洗うところから制作をはじめ、糸を紡ぎ、一本一本丁寧に織り込み上質なストールに変身させる植松久子さん。
一つひとつ木を丁寧に彫り、オイルやサンドペーパーなど使わずすべてを刃物で彫り仕上げている、革にも似た感覚を楽しめる木工アクセサリーのhammockさん。日本の伝統的なものづくり技術を継承するため立ち上げられ、1点1点伝統工芸の職人が蒔絵をほどこす蒔絵パールシリーズが大人気のKARAFURUさん。
パート・ド・ヴェールという技法を用いて、カラフルながら優しく可愛らしい夏の和菓子のようなガラス作品をつくる井上枝利奈さんなど、作り手がそれぞれの技術や素材にこだわった手仕事品の数々が出展。日ごろなかなか出合うことのモノやひととの触れあいも楽しめる。