blinc vase|イタリアを代表するアイウェアが一同に集結する「Persol」フェア開催
blinc vase|ブリンク・ベース
イタリアを代表するアイウェアが一同に集結!
「Persol」フェア開催
マルチェロ・マストロヤンニ、スティーブ・マックイーン、アシュトン・カッチャー──時代を象徴するセレブリティたちが愛用者として名を連ね、イタリアを代表するアイウェアブランドとしての地位を確立した「Persol(ペルソール)」。特許を取得した機能と独自の色気を漂わせるデザインが見事に融合したコレクションが多数揃うフェアが、青山「blinc vase(ブリンク・ベース)」で開催中。数量限定ながら日本未入荷モデルも販売している。
Text by OPENERS DESIGN
Photographs by Hayato Uenosono
100年近い歴史が育んだ、色気とタフさに触れられるチャンス
1917年、イタリア・トリノのベリー眼鏡店のオーナーであったジュゼッペ・ラッティは、かけ心地や強度、良好な視界を研究し、操縦士やレーサーのための眼鏡を作りはじめた。これがのちに世界的成功を収めるペルソールの第一歩といわれている。プロテクターというバンドで頭に固定できるゴーグルはイタリア軍に採用され、1924年には14もの国際的な特許を取得、やがてスイス軍にも採用された。
1930年代後半になると、世界初の曲がる素材テンプルメフレクト(Meflecto)を導入。どんな顔型にも適応できるこの素材は、現在でもペルソールの基本要素となっている。ラッティのひらめきにより生まれたこのテンプルメフレクトは、瞬く間に世界の国々で特許を認められ、機能の一部でありながらその美しいデザインとともに世界中を虜にした。また、古代戦士の剣からインスパイアされた矢(シルバーアロー)の装飾もこの時期に生み出されている。
そんな100年の歴史を誇るペルソールのアイウェアに実際に触れられるフェアが、表参道「ブリンク・ベース」で現在開催中だ。日本未入荷モデルの発売など見逃せないラインナップで、鮮やかなカラーリングをまとったフレームやメガネ愛好家から熱く支持されるセル巻きフレームは、ファンならずとも必見といえるだろう。