クリエイティブディレクター・梶原由景がプロデュースした男の眼鏡|恵那眼鏡 ENALLOID
DESIGN / PRODUCT
2015年11月18日

クリエイティブディレクター・梶原由景がプロデュースした男の眼鏡|恵那眼鏡 ENALLOID

恵那眼鏡 ENALLOID|エナガンキョウ エナロイド

眼鏡は体をあらわす

恵那眼鏡工業が提案する“男の眼鏡”

あらたな眼鏡の楽しみ方を提案する「恵那眼鏡 ENALLOID(エナロイド)」のファーストコレクションが、2015年11月19日(木)より、アイウエアセレクトショップ「POKER FACE(ポーカーフェイス)」で先行発売される。「恵那眼鏡 ENALLOID」は、クリエイティブディレクター・梶原由景氏(LOWERCASE)をプロデューサーに迎え、岐阜県・中津川にある恵那眼鏡工業が提案する新ライン。5人の男性をモチーフにしたというストーリー性のあるデザインと、約70年の歴史をもつファクトリーの技巧が見事に融合した男の眼鏡だ。

Text by WAKABAYASHI Satsuki

俳優、作家、芸術家、映画監督、建築家、5人の男性がモチーフ

岐阜県・中津川にある恵那眼鏡工業は、すべての工程をひとつの工場でつくり上げることで、生産性よりもクオリティを重視して眼鏡づくりに取り組む数少ないファクトリー。これまで海外ブランドのOEMやオリジナルブランド「ENA」「EnaLloid」を手がけてきたが、このたび、クリエイティブディレクター・梶原由景氏(LOWERCASE)をプロデューサーに迎え、あらたなライン「恵那眼鏡 ENALLOID」をリリースする。

プロデューサーの梶原氏は、かつて顔の一部となった眼鏡が、そのひと自身を物語り、歴史に刻まれてきたことを再考。「恵那眼鏡 ENALLOID」では、“The man with the glasses”というインナーコンセプトを掲げた。俳優、作家、芸術家、映画監督、建築家といった眼鏡をかけているアイコニックな男性と愛用の眼鏡に着目し、エッセンシャルな眼鏡を恵那眼鏡工業の技術力によってアップデートをすることで、全5種類の眼鏡が完成。どのモデルもよく見ると、モデルとなった人物を想起できる。

恵那眼鏡 ENALLOID|エナガンキョウ エナロイド

恵那眼鏡 ENALLOID|エナガンキョウ エナロイド

SILENT POETSの下田法晴氏のグラフィックが光る

恵那眼鏡工業、約70年の歴史に裏付けされた、かけ心地と磨きのよさにくわえ、細部にも同社の技術力が息づいている。蝶番はヨーロッパのヴィンテージフレームに見られる形状を現代風にアレンジ。フロントとツルの接地部分を金属で仕上げ、さらにその面積を大きくすることで、頑丈な仕上がりとなっている。畳んだ時にあらわれるシルバー、ゴールドの金属パーツからも、上品なたたずまいを演出するとともに、プロダクトとしてのデザインのうつくしさが伝わってくる。

また、新ラインのロゴデザイン、そしてパッケージデザインは、下田法晴氏(SILENT POETS/sfd-studio2)が手がけ、力強くもうつくしいアートワークで「恵那眼鏡 ENALLOID」のコンセプトが見事に表現されている。

恵那眼鏡 ENALLOID|エナガンキョウ エナロイド

恵那眼鏡 ENALLOID|エナガンキョウ エナロイド

梶原 由景(Yoshikage Kajiwara)
クリエイティブ・コンサルティングファーム「LOWERCASE」代表。BEAMS(ビームス)のバイヤー、マーチャンダイザーを経て、クリエイティブ・ディレクターとして異業種とのコラボレーションを次つぎに発表。NIKE(ナイキ)、MOTOROLA(モトローラー)、Disney(ディズニー)、LEGO(レゴ)など、さまざまな企業、ブランドと画期的なプロジェクトに取り組み、セレクトショップの再定義をおこなった。 ソニーと取り組んだビームス25周年記念の「hotel id+」では、日本初のデザインホテル・プロジェクトとして話題に。またIT戦略部門など複数部門の責任者も兼任した。著書に 『TRANSIT TOKYO ごはん』(講談社)、『THE ESSENTIAL THINGS 100』(晋遊舎) がある。

問い合わせ先

POKER FACE 渋谷店

Tel. 03-3477-8723

http://www.pokerface-web.com/

           
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