「レクサス デザイン アワード 2016」応募作品募集|LEXUS
LEXUS|レクサス
「ミラノデザインウィーク」で入賞作品を展示
国際デザインコンペ「LEXUS DESIGN AWARD 2016」作品募集中
レクサスは、次世代を担うクリエイターによるデザインコンペティション「レクサス デザイン アワード 2016」の応募作品を募集している。応募は2015年10月18日(日)までで、今回のテーマは“Anticipation(予見)”。来年初頭に決定する入賞作品の受賞者は、「ミラノデザインウィーク2016」で作品の展示、プレゼンテーションをおこなう貴重な機会を得る。
Text by TSUCHIYA Motohiro(OPENERS)
“Anticipation(予見)”をテーマに世界中のクリエイターが競う
世界のネクスト クリエイターを対象とした国際デザインコンペ「LEXUS DESIGN AWARD 2016(レクサス デザイン アワード 2016)」は、豊かな社会とより良い未来をつくり上げる“DESIGN”と、アイデアを生み出す新進気鋭のクリエイターの育成・支援を目的に2012年に創設され、今年で4回目の募集となる。
今回のテーマ“Anticipation(予見)”は、「レクサス」が重視してきた、人びとや社会のニーズを先読みすることで、商品性やサービス向上を追求し、驚きと感動を創造する姿勢そのもの。クリエイターたちの独創的な解釈による“予見”と、そこから生まれる革新的なデザインの提案に期待しているという。
入賞作品は「ミラノデザインウィーク2016」で展示
「レクサス デザイン アワード 2016」では、応募作品を厳正な審査のうえ、来年初頭に入賞12作品を発表。入賞作品は、イタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2016」のレクサス会場にて展示される予定だ。
「ミラノデザインウィーク2016」での展示は、入賞4作品のプロトタイプと、8作品のパネル展示が予定されている。入賞作品発表時に、プロトタイプ制作に進む4作品も発表。プロトタイプの受賞者は、「ミラノデザインウィーク2016」のレクサス会場でプレゼンテーションをおこない、最終審査を経て「レクサス デザイン アワード」の頂点となるグランプリが決定する。
4作品のプロトタイプ制作にあたって、現在世界で活躍する気鋭のクリエーター4組をメンターに迎える。ネリ・アンド・フー 、マックス・ラム氏 、エレナ・マンフェルディーニ氏 、スナーキテクチャーがメンターを務め、プロトタイプ制作をサポート。受賞者は最大300万円の制作費が支援され、4作品の受賞者はメンターとのセッションを通じて作品を仕上げていく。
「レクサス デザイン アワード」は発足間もないデザインコンペながら、過去の受賞者はそれぞれが目覚ましく活躍しているという。「レクサス デザイン アワード 2015」で、はじめてもうけられたグランプリを受賞したのは、エマヌエル・コルティ氏とイヴァン・パラティ氏によるデザインユニットの「Caravan」。彼らが手がけた「Sense-Wear」は、ミラノで展示後、日本とロシアのレクサス関連イベントでも作品が披露された。
また、昨年の入賞者でパネル展示作品を制作した阿津侑三氏は、受賞作品「INSTAMP(インスタンプ)」の商品化というチャンスを得た。レクサスユーザーのために上質なアイテムを紹介する「LEXUS collection(レクサスコレクション)」で取り扱う商品のひとつとして、今秋の発売に向けて準備を進めているという。
「レクサス デザイン アワード 2014」に入賞し、プロトタイプが制作された「Iris」を手がけたセバスチャン・シェラ氏。ベルリンを拠点に活動する彼は、受賞後、あらたなスポンサーを得て、自身のブランドを立ち上げ、「ミラノデザインウィーク2015」で個展を開くなど、大活躍をしている。
審査員には、ニューヨーク近代美術館(MoMA)でデザイン、建築分野のシニアキュレーターを務めるパオラ・アントネッリ氏、建築家の伊藤豊雄氏をはじめ、第一線で活躍するキュレーターやデザインのプロフェッショナルが名を連ねる。
ハイレベルで厳正な審査により、世界中のメディアが注目し、グランプリ決定後も入賞作品のクリエイターは多くのチャンスに恵まれるといえそうだ。
LEXUS DESIGN AWARD 2016
作品募集期間|2015年8月10日~10月18日
テーマ|Anticipation(予見)
応募方法|下記公式サイトより応募(応募ページは英語のみ)
LexusDesignAward.com/jp
表彰対象|
「LEXUS DESIGN AWARD 2016」入賞12作品
グランプリ:1作品(プロトタイプ4作品から選定)
プロトタイプ展示:4作品(入賞12作品から選定)
パネル展示:8作品(入賞12作品のうちプロトタイプ4作品を除く作品)