SOMEWHERE との合同イベントは北欧とイタリアの不思議な世界|ELEPHANT
ELEPHANT|エレファント
同時代のテーブルウェアがおりなす不思議な世界
デザインギャラリー「SOMEWHERE」と共同イベントを開催
"More beautiful things for everday use"をコンセプトに掲げ、北欧モダンデザインの黄金期を支えたデザイナーやクラフトマンによるアートピースやプロダクトをメインに取り扱う専門店「ELEPHANT(エレファント)」。 表参道の路地裏にたたずむショップには独自の世界観が反映され、定期的に開催されるエキシビションも同店の魅力のひとつとなっている。このたび、恵比寿のデザインギャラリー「SOMEWHERE(サムウェア)」とタッグを組み、今週末から注目のイベントが開催される。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
北欧とイタリア
6月6日(土)から「ELEPHANT(エレファント)」にてスタートする『WONDERLAND―北欧とイタリアの不思議な世界―』は、恵比寿のデザインギャラリー「SOMEWHERE(サムウェア)」との合同開催となる。同展では北欧のテーブルウェアを、普段見る機会の少ないイタリアンモダンのテーブルウェアとともに展示販売するという試みとなっている。
北欧の作品は「エレファント」がメインで取り扱う、エリック・ホグラン、スティグ・リンドベリ、カイ・フランク、ベルント・フリーベリらの作品が、いっぽう、イタリアの作品は「サムウェア」秘蔵のヴィンテージアイテムを中心として、セルジオ・アスティ、ジョー・コロンボ、グルッポダム、アンジェロ・マンジェロッティ、エットレ・ソットサスの作品が並ぶ。
北欧とイタリア。同軸で語られることの少ないそれぞれのデザインを同時に見ることができる今回の展示は、両者のコントラストや、共通項を見いだす絶好の機会といえる。今週末はぜひ表参道に出かけてみてはいかがだろうか。
SOMEWHERE
東京、恵比寿にあるデザインギャラリー。コンセプトはデザインの多様性を保持し、推進していくこと。いわゆるマスプロダクトとは一線を画した、デザイナーの個性が強く押し出された作品のみを1960年代から現代まで時代で分け隔てることなく扱っている。主な作家は倉俣史朗、エットーレ・ソットサス、マーティン・バース、長坂常、h220430、井上隆夫、ARKOなど。
ELEPHANT
北欧モダンデザインがもっとも隆盛した1950~60年代のアートピースやプロダクトをメインに取り扱う専門店。 店主の嗜好が強く反映された取り扱い商品を、さまざまな資料をもとに情報を整理し、深く掘り下げて紹介している。
WONDERLAND
北欧とイタリアの不思議な世界 SOMEWHERE × ELEPHANT
会期|2015年6月6日(土)~-6月14日(日)※ 9日(火)は定休日
営業時間|12:00-19:00
会場|ELEPHANT
住所|東京都渋谷区神宮前4-14-6 表参道ハイツ103
Tel. 03-5411-1202
http://www.elephant-life.com