e15|ドイツの家具メーカーの3シリーズが待望の日本発売
e15
ドイツ発、木製家具のあらたな魅力が満載
「e15」 の3シリーズが待望の日本発売
今年設立15周年を迎えたドイツ・ミュンヘンの家具メーカー「e15」。間伐材の採用や無垢仕上げなど、クリーンさと力強さが両立するたたずまいは、ヨーロッパはもちろん世界各国で高い評価を得ている。今回待望の日本上陸を果たし、一部のモデルが北青山「doinel(ドワネル)」にて展示販売中だ。
Text by OPENERS
力強さと繊細さを感じさせるデザインワークに注目
モデル「ARIE」は、シームレスな組み合わせにより、平坦でなく立体的な表情を見せるシェルフ。素材は25mmの太い無垢材か、粉体装飾された白のファイバーボードの2タイプを用意している。幅と奥行きがおなじ、高さがちがう2サイズで展開。また、ジョイントパーツを使用することで大小さまざま組み合わせが可能になり、コーナーや部屋の仕切りなどスペースを自由に活用できる。デザイナーはArik Levyで2008年の作品。
1996年にリリースされ、現在では世界各地の美術館などでコレクションされているモデル「BACKENZAHN」。e15のアイコンモデルというべきこのモデルは、座面がやや緩やかなスツール、フラットなサイドテーブルと2タイプがある。無垢材の切り出しのように見えるが、床面に向かって細くなる脚により生まれる空間が、4つのパーツで成り立っていることをより際立たせている。デザイナーはe15の設立メンバーである建築家のPhilip Manizer。
「BACKENZAHN」と並ぶe15のアイコンモデル「BIG FOOT」。7枚もしくは8枚の40mmの厚さをもつ天板と、木の中心を使用した135×135mmの無垢材の脚で構成されている。力強さに目を見張るが、天板の直線と脚の年輪が交差するトップの表情は繊細。空間のアクセントにオススメの逸品だ。「Interior Innovation Award Cologne 2006」(ケルン国際家具見本市)を受賞。デザイナーはPhilip Manizerで1994年の作品。
展示・販売会場|doinel(ドワネル)
東京都港区北青山3-2-9 小林ビル1階
営業時間|13:00~21:00
Tel. 03-3470-5007
www.doinel.net