HERMÈS|エルメスの新作テーブルウェア 「メゾン アンシャンテ」
HERMÈS|エルメス
フランソワ・ウタンが描いた魔法の世界
エルメスの新作テーブルウェア「メゾン アンシャンテ」
エルメスの新作テーブルウェア 「メゾン アンシャンテ」が5月1日(日)から発売となる。2010年のブランドテーマは「語りつがれる物語」。フランソワ・ウタンが描いた魔法の世界がテーブルを彩る。
エレガンスと遊び心をあわせもつテーブルウェア
エルメスからはじめてのテーブルウェアが発売されたのは、1984年のこと。おなじ名前のスカーフの柄からインスピレーションを受けた「ピヴォワンヌ」だった。描かれたのは、シャクヤクの花の一生だ。つぼみから花びらが散るまでをストーリー仕立てに展開したテーブルウェアは、エレガンスと遊び心をあわせもつエルメスの世界観を見事に表現した。それ以来、遊び心や楽しさをテーブルウェアで実現することをテーマに、多くのコレクションが展開された。サバンナの動物たちが描かれた「アフリカ」、庭園の果実や花々で彩られた「シエスタ」、エルメスのモチーフをシンプルにあしらった「シェーヌダンクル」や「リズム」、スペインのバルコニーのモチーフを印象的な赤でアレンジした「ガダルキヴィール」……。そして2010年、待望の新作が誕生する。
テーマは「語りつがれる物語」
――目を転ずると、ずっと向こうに小径があって森のなかへとつづいている。小径をたどりはじめる……。
木々とシダの葉のあいだを縫うように、ゆるやかなカーブを繰り返し描く散歩道。
頭上は絡みあう枝で覆われている。切り株に上り、背伸びして小径の先を見ると、木々のトンネルが途切れ、
ぽっかりと開いた空間。庭かもしれない。まんなかには建物らしきものもある。
雨やどりの場所? それとも隠れ家? あるいは魔法使いの住処だろうか?──
2010年のエルメスの年間テーマは「語りつがれる物語」。これは、フランソワ・ウタンが描いた魔法の世界だ。発表となった新作テーブルウェア「メゾン アンシャンテ」は、まさに物語に登場するような“不思議な家”を素朴な陶器に描いたコレクション。「メゾン アンシャンテ」の名前の由来となった不思議な家、クマシデの並木道、トピアリー、迷路……さまざまなモチーフがセピアブラウンの版画で描かれ、クリームの地に調和する。
展開は全21種。エレガンスと遊び心を合わせもったテーブルウェアたちは、魔法の森へ誘うかのように見る者を惹きつける。
エルメスジャポン
Tel. 03-3569-3300