IDC OTSUKA|IDC大塚家具 銀座本店で「北欧フェア」開催
IDC OTSUKA|IDC大塚家具
稀少な北欧インテリアの数々を集めた期間限定企画
IDC大塚家具 銀座本店で「北欧フェア」開催
ウェグナーやフィン・ユール、ナナ・ディッツェルなどの代表作をはじめとする北欧のヴィンテージ家具や、ルイス・ポールセンなど人気の北欧照明、そしてファブリックやインテリア小物などを取り揃える、期間限定の北欧フェア「LOVE 北欧」。IDC大塚家具 銀座本店 1階で、5月11日(日)まで開催されている。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
稀少なモデルを期間限定で特別展示・販売
昨年10月に3周年のリニューアルを果たしたIDC大塚家具 銀座本店。1階で展開する「GINZA the stage」では、インテリア特集を月替わりで開催している。
北欧家具・インテリアで構成された魅力ある空間のなかでひときわ異彩を放つデザインが、ナナ&ヨルゲン・ディッツェル(Nanna & Jorgen Ditzel)デザインによる「ODA Chair」だ。
ナナ・ディッツェルは1946年に工芸美術学校を卒業し、同年、夫であるヨルゲン・ディッツェル氏とともに事務所を設立。ジョージ・ジェンセンのためのジュエリーデザインをはじめ、家具やテキスタイルのデザインも手がけている。
「ODA Chair」は、1956年に発表された椅子。大きな空間をもった背もたれ内側に配置された肘掛けが、母親が子どもに授乳するのにとても都合がよいため、”Nursing Chair”と呼ばれていた。
この椅子の図面は消失していたが、今回はNanna Ditzel design studioに保管されていたヴィンテージの椅子をもとにして復刻された。復刻される際、ナナ・ディッツェルの良き友でありサポーターでもあった織田憲嗣教授の資料が大きな手助けとなったことから、彼に敬意を表し、ナナ・ディッツェルの娘により「ODA chair」と命名された。
ODA Chair
価格|74万4000円(税別)
サイズ|W850×D850×H1000(SH400)mm
ODA Stool
価格|10万4000円(税別)
サイズ|W490×D480×H400mm
ウォールナット材(オイル仕上げ)