ファティマ モロッコ、希少なラグが揃うポップアップストア開催|la kagū
DESIGN / INTERIOR
2016年1月15日

ファティマ モロッコ、希少なラグが揃うポップアップストア開催|la kagū

la kagū|ラカグ

ファティマ モロッコ、希少なラグが揃うポップアップストア開催

キュレーションストア「ラカグ」にて、モロッコに魅了され独特の伝統工芸品からライフスタイル雑貨を提案している「Fatima Morocco(ファティマ モロッコ)」のポップアップストアが1月9日(土)〜2月3日(水)までオープン。希少な一点ものラグが集結する。

Text by KUROMIYA Yuzu

オリエンタルな雰囲気が国内外を問わずに注目を集めるモロッコラグ

モロッコのラグは織られている地域によってスタイルが異なるが、今回のポップアップストアでは、「ベニオワレン」と「ボショロウェット」の一点ものラグをフィーチャー。

「ベニオワレン」は、中アトラス北東部にあるベニオワレンという村で織られているラグ。
染めなどを一切おこなわず、ウール本来のベージュやブラウンといったナチュラルな色をそのまま活かして制作。リッチな毛足の長さでふかふかとした手触りが魅力だ。

1960〜70年代にかけてつくられたものが多く、歴史あるもので状態の良いものはとても希少なのだとか。
今回はその希少なラグのリビングサイズと、日本人の生活様式に合わせてあらたに作られたキッチンや玄関で使用できるスモールサイズを取り揃える。

ベニオワレン3

la kagū|ラカグボショロウェット_2

la kagū|ラカグベニオワレン4

モロッコの方言で「着古した・使い古した布」という意味がある「ボショロウェット」は、約50年前からモロッコ全土でつくられはじめたリサイクルラグ。
ウールなどを買うことができなかった貧しい家庭で着古した服や使い古した布を切り裂いて編まれた家庭用のラグで、モロッコ全土で同じような手法で生み出されている。
限られた材料のなかで想像力を働かせ色とりどりの柄を描き出しているのが特徴で、どれもモロッコ人の歴史や生活、嗜好までもが反映された世界に一点だけしか存在しない手織りラグとなっている。

そのほかにもポップアップストアでは、ファティマ モロッコのディレクター大原氏が特別にセレクトしたモロッコ雑貨も展開。美しい光と影を作り出すメタルランタンやトレー&テーブルセットなど、気軽なインテリア雑貨、タッセル、アンティークボウルといった小物もラインナップする。

「ファティマ モロッコ」のモロッコラグ ポップアップストア
開催期間|1月9日(土)〜2月3日(水)
開催場所|ラカグ 2F
東京都新宿区矢来町67番地
営業時間|ショップ 11:00〜20:00、カフェ 8:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日|不定休
www.lakagu.com

           
Photo Gallery