“アートに囲まれた暮らし”を発信

イデーショップ 自由が丘店の1階は、小物雑貨、ジュエリー、グリーン、CDなどを揃える「Daily Goods & Botanique」。“細部まで豊かさをもたらすもの”をテーマに、長く愛着をもって使えて、気持ちが豊かになるものをチョイス。キッチンツールやテーブルウェア、アパレル、フレグランスなども取り揃える。

2階は、家具、ファブリック、ヴィンテージ、アートなど、“想像をふくらませるためのたくさんのシーンに出合える”「SCENES」のフロア。そのときどきにさまざまなテーマを設定して、大小約20のスタイリングシーンを展開し、現在は「MEXICO」や「PAYSAN（農夫）」などのテーマを展示している。

3階は、家具、書籍、ギャラリーがある「Coordinate Lab」。有名無名を問わず、才能溢れるさまざまな作家によるユニークピースや、希少なヴィンテージのポスターなどを取り揃えた「Life in Art」の常設ギャラリーをメインに、インテリアコンシェルジュも常駐する。2015年11月24日（火）まで、自分らしい空間づくりをサポートしてくれる「秋のインテリア相談会」を開催中だ。

週末のひとときが特別な時間になる

1970年代に前身の西洋アンティーク商として創業し、1982年からオリジナル家具の製造をスタートしたイデー。「未来のアンティークをつくりたい」というおもいを出発点にしたイデーの家具は、“遊び心”と“ディテールへの徹底的なこだわり”を大切にしながら、国内外問わず、巨匠デザイナーから有望な若手までとのものづくりに取り組み、多くのロングセラーや代表作を生み出している。

ベルギーを代表する若手デザイナー、マリナ・ボーティエ氏と取り組む新シリーズ「DIMANCHE（ディモンシュ）＝フランス語で日曜日の意味」シリーズは、リラックスや解放といったキーワードを、心休まる「日曜日」という言葉で表現。座り心地に徹底的にこだわり、ファブリック張り込みタイプと最高品質の本革を使用したレザー張り込みタイプのソファとローテーブルを今春発表し、この秋にはダイニングファニチャーが登場。家族や大切な友人たちとゆったりとすごす時間をおもい描きながら、細部のディテールまでこだわってつくられている。

イデーの新プロジェクトにも注目

新プロジェクト「POOL」は、ものづくりの過程で発生するハギレや端材、流通の過程で発生するキズ・汚れなどで販売できなくなった商品をためておき、さまざまな企業・クリエイターとつながりながら、あらたな価値のある商品に再生させる取り組み。ファッションブランド「minä perhonen（ミナ　ペルホネン）」のデザイナー皆川明氏が監修役を務めている。

ショップ1階に、クラフトを月替わりでフィーチャーするコーナー「イデー クラフツ」が誕生。ただ眺めたり触れたりするだけで豊かな気持ちになれる、暮らしの余白に響くものたちを、時代や場所、国に関係なく、独自の視点で編集。2015年10月12日（月）までオープニング企画「イデーと小林和人が選ぶクラフト」を開催している。

イデーショップ 自由が丘店
営業時間｜11:30～20:00、11:00～20:00（土日祝）
定休日｜不定休
東京都目黒区自由が丘2-16-29

Tel. 03-5701-7555