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2015年4月17日
2014 ミラノサローネ 最新リポート|STUDIO BYCOLOR
STUDIO BYCOLOR|スタジオ バイカラー
特集|ミラノサローネ国際家具見本市 2014
「STUDIO BYCOLOR+kanaguya」新作発表
STUDIO BYCOLORが、木々と深く向き合って実験を重ねた「MW:WW(More Work:With Wood)」が、年を経ることで深く味わいを醸し出す「かなぐや(kanaguya)」と協働して生まれた、「FK:WW(For Kurashi:With Wood)」。ミラノサローネのLambrate(ランブラーテエリア)で開催されるVENTURA LAMBRATE / VENTURA HIVEにて、発表される。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
日常の道具を通してメッセージを伝える
色がひとにあたえる影響を追求し、物事が抱える課題に、色の力を用いた製品によってコミュニケーションデザインをおこなう、STUDIO BYCOLOR。
今回は、STUDIO BYCOLORが木々と深く向き合ってデザインした素材で、2013年には、Experimental Creations#001でSEMPRE賞を受賞した「MW:WW(More Works : With Wood)」を、建築金物・家具へ展開。
MW:WWとは、木材に加工をくわえ多孔質にした表面処理のことで、「木材は生きている素材である」というメッセージを可視化するプロジェクトとして注目されている。
ミラノサローネでは、年月を経ることで深い味わいを醸し出す、かなぐやの金属の仕事と協働して生まれた、金具および家具の「FK:WW(For Kurashi : With Wood)」を、海外で初めて発表する。