Leica|全世界101セット完全限定生産「ライカM Edition 100」
Leica|ライカ
ライカフォトグラフィー100周年のハイライトを飾る特別限定モデル
全世界101セット完全限定生産「ライカM Edition 100」
ライカカメラ社は、ライカカメラ誕生100周年を記念して、5月23日におこなわれたウェッツラーのライツパークでの新社屋オープン公式記念式典で、ハイライトとなる特別限定モデル「ライカM Edition 100」を発表した。6月から一部のライカストアとブティックで販売を予定している。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
2台のカメラと3本のレンズがセット
ライカでは100周年を記念した特別モデル「ライカS Edition 100」と「ライカD-LUX6 Edition 100」をすでに発売している。ここで、100周年記念の主役が登場する運びとなった。
「ライカM Edition 100」は、ライカフォトグラフィーの誕生と現在を象徴する、レンジファインダー搭載の機械式フィルムカメラ「ライカM-A」と、モノクローム撮影専用レンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM モノクローム」の2種類のカメラがセットになった特別なモデル。ライカフォトグラフィーの出発点である35mmの画角と、技術者オスカー・バルナックがウル・ライカで描いたモノクローム写真への敬意をあらわしている。
今回の限定モデルは、ライカ製品の外装金属としては初めて、カメラ本体とレンズ材質に頑丈なステンレススチールを採用。2台のカメラは特別なレザーによってさらに高級感を醸し出している。さらに、28mm、35mm、50mmの3本の開放値f1.4の明るいレンズ「ライカ ズミルックスM」がセットとなっている。
「ライカM-A」は、ウル・ライカから現在まで100年間つづいているライカのフィルムカメラの現行モデル「ライカMP」がベースで、オスカー・バルナックがウル・ライカのために作り出した布幕フォーカルプレーンシャッターやアクセサリーシュー、取り外し可能なベースプレートなどの技術が引き継がれて採用。セットにはライカM-A用の白黒フィルム「コダックTRI-X400」も付属している。
また、世界初の35mmモノクローム撮影専用フルサイズセンサー搭載デジタルカメラ「ライカM モノクローム」は、デジタル時代にノスタルジックなモノクローム撮影の息吹を持込み、あたらしいクオリティの写真を提供する。
このセットのために用意された特別なリモワ
ライカM Edition 100は、この記念セットのために特別に用意されたアルマイト処理がほどこされたリモワ社製のケースに収められる。セット内容に合わせたサイズのコンパートメントが用意され、黒の本革張り仕様となっている。
販売数は、全世界で101セットの完全限定生産。2台のカメラのトップカバーには、100周年を記念する文字が刻印され、製品シリアル番号も100年を記念して、1914年から2014年までの年号がシリアル番号の下4ケタとなっている。
ライカM Edition 100
本体価格|580万円(税抜)
ライカカメラジャパン
Tel.03-5221-9501
http://www.leica-camera.co.jp