“プロフェッショナル機”に匹敵するミラーレス!?
このたび発表された「X-T1」は、富士フイルム創立80周年記念モデルとして、正式発表を前にボディの一部分だけがティザーにて先行公開されていたモデルだ。

今回最大の特徴は、新開発のEVF。従来のミラーレスカメラは、実際の被写体と電子ファインダーに映る被写体とのタイムラグが大きく、速い動きのシーンではシャッターチャンスを逃してしまうことが課題となっていた。これに対し、X-T1搭載のEVF「リアルタイム・ビューファインダー」では、世界最短0.005秒のタイムラグスピードを実現。また、AF性能では世界最速0.08秒の高速AFを搭載し、限りなく光学ファインダーに近い感覚での撮影が可能となった。

チルト式の3.0型104万ドット背面液晶

スペックは向上しながらもコンパクトサイズをキープ

連写速度は、最速8.0コマ／秒。さらには、「Xシリーズ」初となる防塵、防滴性能を備え、稼働温度-10℃の耐低温性能を誇るなど、他社カメラメーカーが本体価格“数十万円”で発売する、高級プロフェッショナル機にも匹敵するスペックを有する。また、背面モニターは、3.0型104万ドットのプレミアムクリア液晶を搭載。角度を上下に調節できるチルト式を採用することで、自由なアングルでの撮影も可能。ボディのコンパクトサイズとあわせれば、取り回しでは他社プロフェッショナル機と比較しても、こちらがリードしている。

従来のミラーレスカメラのイメージであった“ファッションカメラ”の域を超えた、“プロフェッショナル仕様”のミラーレスカメラ。早くも2014年を代表する、注目のモデルの登場だ。価格はオープンプライス、発売日は2月15日（土）となっている。

FUJIFILM　X-T1
レンズマウント｜ FUJIFILM Xマウントレンズ
撮像素子｜APS-C（23.6mm×15.6mm）X-Trans CMOS IIセンサー
カメラ有効画素数｜1670万画素
ISO感度｜200～6400（拡張ISO51200）
電子ビューファインダー｜0.5型
総ドット数｜236万ドット（視野率約100％）
液晶モニター｜3.0型チルト式ワイドTFTカラー液晶モニター
総ドット数｜約104万ドット（視野率約100％）
寸法（W×H×D）｜129.0mm×89.8mm×46.7mm（奥行き最薄部33.4mm）
質量｜約390g（本体のみ）
発売日｜平成26年2月15日（土）
価格｜オープン価格

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