Leica|コンパクトデジタルカメラ「Leica X Vario」登場
Leica|ライカ
“Made in Germany”のプレミアムコンパクトデジタルカメラに新製品登場
オールマイティに使える最新モデル「ライカXバリオ」
ライカXシリーズでは初のズームレンズ「ライカ バリオ・エルマー f3.5-6.4 / 18-46mm ASPH.」(35mm 判換算で28~70mm相当)を搭載し、これまで以上に幅広いシーンで創造力をより自由に発揮しながら撮影を楽しめるコンパクトデジタルカメラ「Leica X Vario(ライカXバリオ)」が6月20日(木)に発売された。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
APS-Cサイズの撮像素子とズームレンズを同時に搭載した世界初のカメラ
ライカマニアのあいだでは“Mini M”としてウワサが駆け巡っていたコンパクトデジタルカメラがついに登場。ズームレンズを搭載したレンズフィックスのデジタルカメラ「Leica X Vario(ライカXバリオ)」は、コンパクトデジタルカメラとしては大型のAPS-Cサイズの高性能CMOS センサー(有効画素数1620万画素)に高性能ズームレンズを搭載。APS-Cサイズの撮像素子とズームレンズの組み合わせにより、従来のコンパクトデジタルカメラを超える描写力を得て、あらゆるシーンで高画質な撮影を楽しめる。
注目のデザインは、デジタルM型カメラの新機種「ライカM」の要素を取り入れ、トップカバーはライカMと同様の製法で削り出された無垢のアルミニウムで、堅牢なフルメタルのボディとホールド感のよい上質な外装レザーのコンビネーションは、ライカをもつ喜びを直に伝えてくれる。
気になる操作性も、ライカM型カメラで実現してきたシンプルで直感的な操作性を踏襲し、わかりやすいレイアウトの操作部でシンプルに扱えるというコンセプトを具現化している。
気ままなスナップ写真から動画撮影まで、高品質のオールマイティを実現
また、ライカXバリオはフルハイビジョン(1920×1080、30コマ/秒)動画撮影機能も搭載。動画の記録形式はインターネットへのアップロードに適したMP4形式を採用し、変換せずにそのままモバイル機器への転送やソーシャルメディアへのアップロードができるのもうれしい。動画撮影時は風切音低減機能により、ノイズを抑えたクリアな音質で音声を録音でき、さらに、高速・高精度のオートフォーカスと多彩な撮影機能など、こだわり派の高い要求にも応える性能を搭載。作画の創造力を自由に発揮しながら撮影できる。
ライカXバリオ用アクセサリーも豊富にラインナップ
ライカXバリオはアクセサリー類も豊富にラインアップ。高精細140万ドットの電子ビューファインダーで、角度を上方向に90度調整して、普段とはちがうアングルでも撮影できる外付けファインダーの「ライカEVF2」や、カメラ本体をホールドしたときの重量バランスを考慮して設計されたライカX バリオ用のハンドグリップをはじめ、光の反射を効果的に防ぐレンズフードや、ライティングの自由度を高めるフラッシュユニット「ライカSF24D」もラインアップ。
人間工学に基づいてデザインされたカメラプロテクターや速写ケース、ハンドストラップ、キャリングストラップは丁寧に仕上げられた本革製で、ブラックとコニャックの2色を揃えている。
また、デジタル画像処理のワークフローをサポートするプロ仕様のAdobe® Photoshop® Lightroom® (Mac® OS X およびMicrosoft Windows®に対応)を付属ソフトとして提供。デジタル画像の編集、管理、出力のための機能が充実したこのソフトは、ライカのホームページでユーザー登録後にダウンロードできる。
「Leica X Vario(ライカXバリオ)」
価格|オープン価格(直営店価格|34万1250円)
サイズ|約W133×H73×D95mm
重量|約594g(バッテリーふくまず)/ 約628g(バッテリーふくむ)
有効1620万画素
3.0型TFT液晶モニター ドット数: 92万ドット 広視野角
付属品|充電式リチウムイオンバッテリー(ライカBP-DC8、3.7V/1600mAh)、バッテリーチャージャー(ライカBC-DC8、入力:100-240V AC、50-60Hz)、バッテリーケース、レザーキャリングストラップ、USB ケーブル、レンズキャップ、取扱説明書
ライカカメラジャパン
Tel.03-5221-9501
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