カセットテープ型携帯バッテリーチャージャー「TAPES」|DESIGN
DESIGN|実際のカセットテープとほぼ同じサイズを実現
どこか懐かしさを感じさせるモバイルバッテリー
カセットテープをデザインモチーフにした携帯バッテリーチャージャー「TAPES」。有名アーティストや、映画「ゴーストバスターズ」とのコラボレーションモデルも展開されている。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
須永辰緒完全プロデュースモデルを用意
“ナツい”アナログ感と現在のニーズを併せ持ったアイテム、それがカセットテープ型携帯バッテリーチャージャー「TAPES」だ。このアイテムはカセットテープ世代には懐かしく、それ以降の世代には目新しいデザインに映るだろう。
サイズは実際のカセットテープとほぼ同じサイズを実現。1度のフル充電で、iPhone6を1回充電することができる。リチウム式蓄電池を採用することにより、約500回繰り返して使用することが可能だ。なお、バッテリーをフル充電するのにかかる時間は、2~3時間だという。
さらに「TAPES」はアーティストとのコラボレーションモデルも用意される。第1弾は、“レコード番長”こと須永辰緒氏がプロデュースしたもの。
須永氏がリミックスし、8000本というセールスを記録した「Organ b.SUITE」を復刻したデザインをもつ『TAPES × Organ b.SUITE ver』は、90年代から2000年代に宇田川町のレコードショップに通っていた世代にはなじみ深いプロダクトだろう。ボディ、インデックスデザインは須永氏が完全プロデュースしたこだわりの仕様となっている。
このコラボレーションに際し、須永氏は「十数年前にアンダーグラウンドでリリースしていた私制作のMIX作品『Organ b.SUITE』がまさかの復刻!? そんなわけがある筈もなく、最先端の携帯用バッテリーチャージャーとして生まれ変わりました。アナログなカセットからまさかのデジタル。ドラえもんにも登場しなかったギアです。“あの”未来がとっくに実現しているのですね」とコメントした。
そのほか、2016年8月、リメイク版「ゴーストバスターズ」の映画公開に合わせて、ゴーストバスターズをデザインテーマにした「TAPES」がTOHOシネマズ限定で発売中だ。
ノーマル版はブラックとレッドの2色をラインナップ。加えてカセットテープには不可欠だったレタリングステッカーが付属する。それを使って、自分流のアレンジを加えることができるという遊び心があるのが楽しい。日常を彩るのに一役買いそうなガジェットだ。
TAPES
サイズ|約W102×H64×D8mm
価格|2700円
スパイダーウェブ
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