小屋カルチャーも一気に楽しめる！

「小屋のある暮らし」をテーマに、DIYワークショップをはじめ、地元のおいしい野菜や心地良い音楽が一堂に会する、いままでにない夏フェス、通称「小屋フェス」は、約20棟の小屋が主役。

“世界中を旅する”ことをテーマにした小屋や、プラモデルのような手軽さと快適な居住性を目指した小屋、心地よい距離感の“離れ”をイメージした小屋、トラックに載せてどこへでも運搬できる小屋など、今回の「小屋フェス」のために設計されたユニークな小屋が各地の工務店などから集結。会場で気に入った小屋があれば、その場で出展者と小屋づくりについて相談することもできるという。

YADOKARI LLC「INSPIRATION by YADOKARI」

どれも魅力的な出展作品

ハーミットクラブ一級建築士事務所による小屋「DRESSLODGE_壊せるハナレ」は、家族の距離感を調整できる“離れ”。母屋ではできないこと、離れだからできることを見つめ、ひとの距離感をデザインしている。

YADOKARI LLCの「INSPIRATION by YADOKARI」は、世界中を旅する小さな家がテーマ。ミニマルで洗練された空間は、オーナーにクリエイティブで自由な日々をあたえ、日本のあらたな住まい方の選択肢を提示する。

BinO Master's Clubが出展する「AzitO」は、部品を組み立てるだけのプラモデルのような手軽さと新築並みの快適な居住性を両立した小屋で、6畳の土地があれば、家と遊びの中継地点となる空間を創出する。

天城カントリー工房の「KIBAKO - THE GREEN WEEKEND -」は、都会を離れた緑あふれる週末暮らしがテーマの小屋。東京・麻布十番に店を構えるフローリスト夫妻が大切な週末時間を過ごすための小屋の限定デザインモデルが登場する。

自分が本当に好きな暮らし方を探そう

小屋フェス期間中、「ライブ小屋ビルディングワークショップ」という参加型の小屋づくりワークショップも開催。地元で間伐した生木や古トタンなどを使って1日1棟の小屋を会場内に建てていくので、開催期間中に次々とDIY小屋が増えていくのも見どころの一つ。また、小屋を有効活用できるハンモック利用のワークショップなども開催を予定する。

さらに、マーケットでは、長野ならではの新鮮な野菜や料理を楽しめるお店や、小屋にぴったりの雑貨や家具を扱うお店など、約20店舗が毎日出店。週末のステージでは、ジャズ・アコーステック・ポップスを演奏する「ものんくる」やジャムバンド・ポップス・ソウルなどを演奏する「トレモノ」など、各地のフェスにも出演するアーティストも登場し、おいしい食事を片手に音楽を聞きながら、お気に入りの小屋を巡って過ごせる。

実際にさまざまな小屋を見て体験することで、家族や友人と一緒に、自分が本当に好きな暮らし方を考えることができる絶好のイベントだ。

小屋フェスティバル
開催期間｜2015年7月25日（土）～8月2日（日）
開場時間｜10:30～17:30
参加費｜入場無料
開催場所｜尖石（とがりいし）遺跡周辺（長野県茅野市豊平南大塩）
https://sumika.me/koyafes