NEWS│リヤドロ「後(のち)の雛キャンペーン」
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2015年3月13日

NEWS│リヤドロ「後(のち)の雛キャンペーン」

重陽の節句(9月9日)を、秋の雛人形で祝おう
リヤドロ「後(のち)の雛キャンペーン」

日本の伝統文化に尊敬の意をあらわしさまざまな作品を創作しているリヤドロでは、現在の日本では忘れられつつある“重陽の節句”に敬意を払い、もう一度雛人形を楽しむ風習を復活したいと、毎年春にしか入荷しない人気の「雛人形」を今年は特別に秋にも数量限定入荷、8月17日より「後(のち)の雛」キャンペーンを実施している。


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春に飾った雛人形を秋にもう一度飾って楽しむという風習「後(のち)の雛」

後の雛うしろ姿ぞ見られける(泉鏡花)

秋の夕何とおぼすぞ雛達(小林一茶)

日本には古来からさまざまな節句行事が根づいているが、七草、桃、端午、七夕にくわえて代表的な5節句といわれる“重陽の節句”(9月9日)がある。

この重陽の節句は別名「菊の節句」と呼ばれ、古くは平安時代から、菊の薬効で長寿になれるという言い伝えをもとに、菊を用いたさまざまな健康祈願行事が行われてきた。

なかでも興味深いのは、江戸時代には、春に飾った雛人形を秋にもう一度飾って楽しむという風習があり、これは「後(のち)の雛」と呼ばれ、江戸時代の商家や農家などで親しまれ、上記の俳句でも秋の季語として使われるほど一般的なものであった。

リヤドロの「後(のち)の雛キャンペーン」では、期間中、リヤドロブティック銀座本店をはじめ正規販売店の店頭で、菊とのあしらいをほどこした秋ならではのシックな雛飾りのディスプレイを展示している。

雛人形(2体セット/各台座付き)
2006年に発売されてから毎年短期間で記録的な入荷数を完売しているリヤドロの雛人形。
優美な存在感、和室・洋室を選ばないデザイン性、独特の色彩、高品質なポーセリン(磁器)で好評だが、一点一点手づくりで時間をかけてつくられるため、製造数に限りがあり、今回の“重陽の節句”での入荷限定数は30セットとなっている。
価格│31万5000円

立雛(2体セット/木製台座付き)
多くのリクエストに応えて、2009年春に登場したリヤドロの立雛。
ディテールの細かさ、ひとつひとつ手づくりの磁器から伝わる素材のぬくもり、心癒される色合いはそのままに、よりシンプルな衣装、スペースを選ばないサイズが特長。
可愛らしく、大人っぽくモダンに、秋の“重陽の節句”を祝うインテリアにふさわしい。
価格│21万円

リヤドロ「後(のち)の雛キャンペーン」
2009年9月30日(水)まで開催中
リヤドロブティック銀座本店1階
東京都中央区銀座7-8-5
Tel. 03-3569-3377
11:00~20:00 無休
www.lladro.co.jp


           
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