Design
2015年3月9日
中原慎一郎のalso craft 07│KORBOのワイヤーバスケットの魅力
also craft #07 変わらないカタチと輝き
KORBOのワイヤーバスケットの魅力
1920年代にスウェーデンでつくられはじめたKORBO(コルボ)のワイヤーバスケットは、すべて創業時からまったくかわらず手作業にてつくられています。
漁師や園芸家のハードな使用にも耐えうる頑丈なつくりで、そう簡単に形が崩れることのないバスケットです。
Text by NAKAHARA ShinichiroPhoto by Jamandfix
あなたなら、どんな使い方を想像しますか?
僕は魚が入っているこのバスケットをはじめてみて、このバスケットのかっこよさを痛感しました。使い込まれた雰囲気のなかでそのワイヤーバスケットはなんの歪みもなく、輝いているようにさえ見えるのです。その強度はいったいどうなっているのだろうと最初は思ったのです。普通錆びるでしょうから。
つまりはこのKORBOのワイヤーバスケットに使われている素材は、錆にくいスチールなのです。このスチールの素材として2種類をKORBOは採用しています。
ひとつは「アシッドプルーフスチール(耐酸鋼)」、もうひとつは「ガルバナイズドスチール亜鉛メッキ鋼)」です。とくにアシッドプルーフスチールは100%錆びない特殊な(かつ高価な)素材でその輝きも変わらないのです。
もちろんホームユースとしてもいろんな使用方法があると思います。知人は暖炉にくべる薪を運ぶためにとこのKORBOを選択していたし、ポートランドに住む友人はブランケットを入れるために使っていました。容れ物としてのよさがあるのもこのKORBOの魅力です。
KORBO(コルボ)の商品は、rumorsでもご購入いただけます。