Design
2015年5月29日
Berlin-Praha(4)
[ベルリン→プラハ]
ワールドカップ開催に合わせて完成したガラス張りの巨大なハウプトバーンホフ・レーターバーンホーフ駅(中央駅)。ツォー駅に代わるベルリン最大の駅。チェコの首都プラハへはここからドレスデンを経由して約5時間半。
順調にドレスデンを経由して10分くらい経った辺りだろうか。チェコとの国境付近の小さな駅で牽引車両が代わり、そのとたん速度が落ちてとろとろ運転になるのだが、静かに流れるエルベ川沿いを行く列車から見える風景は格別で、とろいのもまんざら悪くない。夕日と飛行機雲が成す風景も神秘的。
[プラハ歴史地区]
プラハ中央駅に着く直前、列車で偶然会った日本人女性に言われた、「駅周りは気をつけて。注射器持って追っかけられた話とかも聞くので。とにかく暗いですから……」。陽も落ちて、ホテルも取ってなかったので若干焦る。
プラハ歴史地区は世界遺産でもあるヨーロッパでも有数の美しい都市のひとつと言われている。しかし、どんよりした駅構内とその周辺はその女性の言うとおり相当暗い。古いホコリまみれの天井照明や外部灯は1/4くらいしか電球がついてない、共産主義時代の名残だろう。
暗い夜道を地図頼りに駅から10分ほど歩いて歴史地区内にあるホテルへ。さっきの駅が想像もつかぬほどきれいな夜景が続く。カレル橋の上には満月。
(5)に続く