中川政七商店|丸の内KITTE4階に東京初出店「中川政七商店 東京本店」オープン
中川政七商店
東京駅前の新商業施設 KITTE4階にオープン
東京初出店「中川政七商店 東京本店」
1716年創業の奈良の手紡ぎ手織り麻の老舗が展開する、中川政七商店ブランドの東京初出店で最大規模となる「中川政七商店 東京本店」が、話題の新商業施設 KITTE4階にオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
アートディレクターはgood design companyの水野 学氏、
店舗設計はgrafの服部滋樹氏が担当
日本三大美林にも数えられる奈良の吉野材を利用したやぐら造りや、道具箱をイメージした什器など印象的な内装も話題の「中川政七商店 東京本店」。“暮らしの道具”をコンセプトに、品質とこだわりを大切にし、家・生活に根ざした機能的で美しい実用品を提案するブランドが、満を持して東京初出店を果たした。
中川政七商店は、オリジナル商品を中心に、暮らしの道具を全国から集めたセレクトショップで、オリジナル商品は奈良特産の蚊帳生地布巾や倉敷帆布トートバッグなど、かつて別の道具として使われていた素材を現代の道具に変化させた実用的なアイテムを取り揃える。セレクト商品は、南部鉄器、土鍋、琺瑯(ほうろう)など、昔も今もほぼ変わらず、使うほどに味わいの増す道具をラインナップ。
初お目見えアイテムも多数揃え、企画展も開催
今回のグランドオープンを記念して、数量限定商品の「政七飴」や、郵便ポストを模した波佐見焼ブランド「HASAMI」のマグカップをはじめ、店舗設計を担当した「graf」とのコラボレーションにより、道具として自由に使いこなせるキャビネットやスツールなど小さな家具シリーズ「narra」を店舗限定で販売。
さらに、1903年創業の奈良県五條市西吉野町の自家果実園「堀内農園」からデビューした新ブランド「堀内果実園」から、“国産・完熟・無添加”のセミドライフルーツ5アイテム、フリーズドライフルーツ3アイテムの計8アイテムも登場した。
また、4月15日(月)まで、奈良に由来する“暮らしの道具”を集めた企画展「奈良モノ展」を開催している。