Design
2015年5月15日
hhstyle.com|約8000通りから選べるオフィスチェア「ID Chair Concept」
hhstyle.com
約8000とおりの組み合わせ!
個人のニーズに対応するオフィスチェア「ID Chair Concept」
どんな場所でも使用可能で、すべてのことに対応可能。このような誰もが満足するオフィスチェアはあるのだろうか? 椅子に対するユーザーの要望は多種多様、くわえてデザインの好き嫌いもある。「思いどおりの一脚」と出会うのことは非常に難しいから、オフィスチェアを個人個人のニーズに対応したらどうなるだろうか? そんな問題解決に挑んだのが、建築家 アントニオ・チッテリオ氏とVitraによる「ID Chair Concept」だ。
Text by OPENERS
一日の大半をオフィスチェアの上で過ごすひとには朗報ともいえる椅子
背の動きをなめらかにし、体重移動にあわせて、前後の傾斜の動きを可能にした「ID Chair Concept」。もっとも目をひく特徴は、4種類の異なるバックレストだ。ひとつ目はフレームを覆うように3Dのファブリックネットカバーが付き、ふたつ目はクラシックな雰囲気のクッションが。3つ目はモダンでハンドメイド感が印象的なタイプ。
「ID Chair Concept」は、ランバーサポートやアーム、ヘッドレスト、コートハンガーといった基本要素も個人使用にあわせて選ぶことができるのがポイント。またフレームやカバーの色についても、従来のオフィスチェアにありがちなブラックにとどまらず、くつろぎを反映した明るいトーンを採用した。機能性、快適性、美しさ、価格、すべてにおいてカスタマイズできるデザインは、約8000とおりの組み合わせにもなる。
人間工学、多様性、商品寿命など、総合的にコストパフォーマンスが優れている「ID Chair Concept」。なによりも仕事がはかどって仕方ない、そんなうれしい悲鳴も聞こえてきそうだ。