アバルト、往年の「595 SS」にオマージュを捧げる限定車「エッセエッセ」を発売|Abarth
CAR / NEWS
2020年9月2日

アバルト、往年の「595 SS」にオマージュを捧げる限定車「エッセエッセ」を発売|Abarth

Abarth 595 esseesse|アバルト595 エッセエッセ

Abarth 595C esseesse|アバルト595C エッセエッセ

往年の「595 SS」にオマージュを捧げる限定車「エッセエッセ」を発売

FCAジャパンは、アバルトのスポーツハッチバック「595」とカブリオレ「595C」に、往年の高性能モデル「595 SS(スーパースポーツ)」にオマージュを捧げる限定車「エッセエッセ」を設定。2020年9月19日(土)から計305台限定で発売する。

Text by YANAKA Tomomi

通常モデルには設定のないカブリオレモデルも登場

1963年に登場した595シリーズの原型「フィアット・アバルト595」にさらなるチューンを施した「フィアット・アバルト595 SS」。同モデルを現代によみがえらせた「エッセエッセ」が595と、通常モデルにはないカブリオレ595Cにも設定された。
車名の「エッセエッセ」は、「SS」をイタリア語読みしたもので、その名が示す通り、往年の「595 SS」同様、スポーツ性を高める排気系チューンやボディサイドのストライプをはじめとする数々の専用装備が与えられた。

限定車のベースとなったのは、最高出力180psを発生する「595コンペティツィオーネ」で、さらにアクラポビッチ社製のエキゾーストシステムを搭載。ベース車両に標準装備されているレコードモンツァマフラーとは違った排気音を鳴らす。
またボディカラーには、「595 SS」を彷彿とさせるグレーを採用。これにホワイト仕上げの17インチアルミホイールやサイドストライプなど現代風のアレンジが組み合わせられた。

インテリアは、限定車専用に赤いステッチを施したサベルト製スポーツシートや専用カーボンインストルメントパネルを装備し、トランスミッションはハッチバック、カブリオレいずれもATモード付5段シーケンシャル(MTA)と5段MTの2種類が用意されている。
販売台数と価格は、ハッチバック595のMTが110台限定で403万円、MTAが60台限定で420万円。カブリオレの595CはMTが90台限定で426万円、MTAが45台限定で443万円となる。

Spec

Abarth 595 esseesse|アバルト595 エッセエッセ
  • Abarth 595C esseesse|アバルト595C エッセエッセ
  • ボディサイズ|全長3,660×全幅1,625×全高1,505mm
  • ホイールベース|2,300mm
  • トレッド前/後|1,410/1,400mm
  • 車両重量|(595)1,120kg (595C)1,160kg
  • エンジン|1,368cc直列4気筒DOHCターボ
  • 最高出力|132kW(180ps)/5,500rpm
  • 最大トルク|230Nm(23.5kgm)/2,000rpm
  •     ※SPORTスイッチ使用時は250Nm(25.5kgm)/3,000rpm
  • トランスミッション|5段MTもしくはATモード付5段シーケンシャル(MTA)
  • 駆動方式|FF
  • サスペンション前|マクファーソンストラット
  • サスペンション後|トーションビーム
  • ブレーキ前|ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ後|ディスク
  • タイヤ|205/40R17
  • 販売台数|計305台
  • 価格|595(MT)403万円 (MTA)420万円
  •      595C(MT)426万円 (MTA)443万円