ベントレーが新型コロナ危機を受け、地域コミュニティをサポート｜Bentley

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ベントレーが新型コロナ危機を受け、地域コミュニティをサポート

ベントレーは、新型コロナウイルス危機を受け、社員向けの健康と安全に関するプログラム「Be Safe」を、工場のある英国チェシャー州の地域コミュニティにも拡大したと発表した。すでに3万個以上のフェイスシールドを製作、寄付するなどしている。

Text by YANAKA Tomomi

3Dプリンターを使って製作した3万個以上のフェイスシールドなどを寄付

ベントレーでは、新型コロナウイルスの拡大を受け、地域コミュニティでのサポートを強化した。

社内スペシャリストの3Dプリント技術を使い3万個以上のフェイスシールドを製作し、それらをケアセンターやNHS（国営医療サービス事業）などに提供。同時にベントレーは感染拡大防止に必要な2万組の使い捨て手袋や、1万個のマスク、1,800個の使い捨てシートカバーといった個人用防具（PPE）も寄付しているという。

ベントレーの3Dプリンティングファクトリー

一方、ベントレーの従業員たちも、食料や薬の調達が困難な地域コミュニティのニーズに応えるべく支援活動を実施。これまでも地元のフードバンクや慈善団体に荷物を届けるのを手伝ってきたが、現在はさまざまな社用車を使い、チェシャー州東地区の人道支援プログラムを通じて医療品や食料、物資の輸送を支援する活動を強化している。