日産の北米向け大型SUV パスファインダーが5代目へとフルモデルチェンジ|NISSAN
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2021年2月10日

日産の北米向け大型SUV パスファインダーが5代目へとフルモデルチェンジ|NISSAN

NISSAN Pathfinder|日産 パスファインダー

日産の北米向け大型SUV パスファインダーが5代目へとフルモデルチェンジ

日産自動車は大型SUV「パスファインダー」をフルモデルチェンジ。2021年夏から北米市場で販売を開始すると発表した。

Text by YANAKA Tomomi

最先端のコネクテッド技術を盛り込み、安全性能も向上

英語で“開拓者”や“先駆者”を意味するパスファインダー。1986年の誕生から35年を経て、5代目モデルが登場した。今回のフルモデルチェンジではデザインを刷新するとともに、コネクテッド技術や安全性能を向上したことが特徴だ。
デザインでは、厚みのあるブリスターフェンダーや、さらに短くなったフロントオーバーハングなどで力強さと性能を表現。初代へのオマージュとして、スリースロットグリルと組み合わせたVモーショングリルやC字型のヘッドライト、流れるようなルーフラインなど日産らしいデザインも取り入れられた。
さらにCピラーとルーフにはパスファインダー初となるツートーンカラーも採用。リアはこちらも初代を彷彿とさせるスクエア形状のデザインとなっている。
パワーユニットは、すべてのグレードで最高出力284ps、最大トルク約351Nm(259lb-ft)を発生する3.5リッター直噴V6エンジンを搭載。新型の9段ATが組み合わせられた。4WDモデルにはノーマルをはじめ、サンド、スノー、エコなど7種類のモードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えた新型インテリジェント4WDを搭載する。
インテリアでは12.3インチのデジタルディスプレイを新採用。さらに10.8インチのヘッドアップディスプレイも備えられた。シートは標準モデルの乗車定員を8人とする一方、パスファインダーとして初めて2列目にキャプテンシートを採用したグレードを設定。着脱可能なセンターコンソールを工具なしで取り外し可能にすることにより、多彩な使い方をアシストする。
このほかにもSVとSL両グレードにはパスファインダー初となる日産の先進運転支援技術「プロパイロット アシスト」が用意され、ステアリング制御とインテリジェントクルーズコントロールを組み合わせ、高速道路でアクセル、ブレーキ、ステアリングを統合制御することで運転をサポート。
またすべてのグレードに歩行者検知機能を備えたインテリジェントエマージェンシーブレーキ、ブラインドスポットワーニングなどを盛り込んだ日産セーフティシールド360を標準装備した。
モデルは2WDと4WDをラインアップし、S、SV、SL,プラチナの4グレードを設定。詳細な情報は2021年夏の発売前に明らかにされるという。

日産の北米向け大型SUV パスファインダーが5代目へとフルモデルチェンジ

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