レクサスが初の市販EVモデル「UX300e」を発売|Lexus
CAR / NEWS
2020年10月23日

レクサスが初の市販EVモデル「UX300e」を発売|Lexus

LEXUS UX300e|レクサスUX300e

レクサスが初の市販EVモデル「UX300e」を発売

レクサスは10月21日、ブランド初のEV市販モデルとなる「UX300e」を発表し、2020年度分の限定発売135台分の商談申し込みを開始した。レクサス公式ウェブサイト上で、10月22日13時30分から11月4日23時59分までの期間で申込みを受け付け、当選者は連絡を受けて商談を開始する。

Text by HARA Akira

Lexus Electrifiedのドアオープナー

レクサスUX300eは、ベースモデルのコンパクトクロスオーバーUXが持つ個性的なデザインや利便性、取り回しやすさはそのままに、高出力モーターと大容量バッテリーを搭載したEVモデル。フロントに搭載する4KM型モーターは、最高出力150kW(203ps)、最大トルク300Nmを発生。アンダーフレームに配置した54.4kWhの大容量リチウムイオンバッテリーにより、WLTCモード航続距離367kmを確保している。
走りについては、エンジンなど車両前方に重量物の偏りがないため前後重量配分が最適化され、さらに床下配置のバッテリーによって低重心となり、静粛で上質な乗り心地を実現するとともに、レクサスらしい操舵感を兼ね備えたものになるという。
さらにパドルシフトにより減速度を4段階から選択することで、ガソリン車のエンジンブレーキと同じような減速操作が可能になっている。また、ドライバーの自然な運転感覚を大切にし、アクティブサウンドコントロールを採用することで心地よい走行サウンドを提供するとした。
充電時間は、CHAdeMO急速充電では約50分で75%、80分で100%、普通充電(200V)では100%まで14時間と公称されている。
レクサスの渡辺剛チーフエンジニアは、「UX300eは、電動化ビジョン『Lexus Electrified』のドアオープナーとなるモデルです。開発にあたっては『レクサスのEVならではの上質な走りと静粛性』『高い機能と利便性』『HVで培った電動化技術の高い信頼性』の3点に特にこだわりました。UX300eを通じて、電気自動車が持つ可能性やクルマの未来をお客さまに体験していただければ幸いです」とコメントしている。
価格は、virsionC”が580万円、virsionL”が635万円となっている。
問い合わせ先

レクサスインフォメーションデスク
Tel.0800-500-5577(9:00-18:00、365日年中無休)
https://lexus.jp/

                      
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