ランボルギーニのモータースポーツ部門が手掛けた、2020年デビューの新モデル2台を発表|Lamborghini
CAR / NEWS
2019年11月7日

ランボルギーニのモータースポーツ部門が手掛けた、2020年デビューの新モデル2台を発表|Lamborghini

Lamborghini|ランボルギーニ

ランボルギーニ、2020年デビューの新モデル2台を発表

ランボルギーニは、スペイン時間の10月26日(土)、へレス・デ・ラ・フロンテーラで開催されたワールドファイナルで、2020年デビュー予定のV12エンジンのハイパーカーと、レース仕様「ウルスST-X」の新モデル2台を発表した。

Text by YANAKA Tomomi

ランボルギーニのモータースポーツ部門スクアドラ・コルセが開発したV12スーパーカー

発表が予告された2台のうち、1台はサーキット専用のスーパーカーのリミテッドエディション。ランボルギーニのモータースポーツ部門であるスクアドラ コルセが開発し、サンタアガタ・ボロネーゼのチェントロスティーレ(デザインセンター)がデザインを手掛けた。
最高出力830hpを発生する6.5リッター自然吸気V12エンジンのパワーを最大限引き出せるよう空力や機械特性を設計。会場では、大きなリアウイング、ルーフのエアスクープ、デュアルエアインテークを備えたレース仕様のフロントフードなどの特徴が予告ムービーを通じて発表された。
構造は、アルミ製のフロントフレームをカーボンファイバーモノコックに結合。エンジン収容部には、ねじれ剛性と曲げ剛性を最大化する鋼製のロールゲージが設けられた。トランスミッションはXtrac製の6段シーケンシャルを採用。最適な運動性能や比剛性の大幅な向上につながったとランボルギーニでは謳う。
そして、サーキットのほかオフロードでも走行できるレース界初のスーパーSUVとして発表されたのは「ウルスST-X」。ツインターボのV8エンジンを搭載することで軽量化を実現し、フロントはカーボンファイバー製のボンネットに補助エアインテーク、リアはカーボンウイングとレース仕様のエキゾーストが与えられた。
ボディカラーはスクアドラ コルセらしいグリーンで、レッドのディテールがアクセント。ロールバーで強化されたコックピットはレース仕様のシートなどが備えられた。「ウルスST-X」は2020年ワールドファイナルでのサーキットデビューが決定しているという。
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