BMW 4シリーズにBEVモデルが誕生|BMW
CAR / NEWS
2022年2月24日

BMW 4シリーズにBEVモデルが誕生|BMW

BMW i4|ビー・エム・ダブリュー i4

BMW 4シリーズにBEVモデルが誕生

ビー・エム・ダブリューは、ミドルクラスの4ドアクーペモデル「4シリーズ グランクーペ」にBEV(電気自動車)の「i4」を追加。販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

最長590kmの走行が可能で、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能も標準装備

4シリーズに初のBEVが投入された。i4のグレードは3種類。最高出力250kW(340ps)、最大トルク430Nmを発生させるモーターをリアに搭載した後輪駆動の「eドライブ40」と、スポーティなスタイルの「eドライブ40Mスポーツ」、そしてフロントに190kW(313ps)、365Nm、リアに230kW(313ps)、430Nmのモーターを持ち、システム全体で最高出力400kW(544ps)、最大トルクは795Nmを発生させる四輪駆動モデルの「M50」をラインアップする。
床下に収納されているバッテリーの総エネルギー量はいずれのモデルも83.9kWhで、1回の充電で走行可能な距離は「eドライブ40」と「eドライブ40Mスポーツ」が590km、「M50」は510kmを記録。充電は普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応する。
なかでもBMWの店舗への設置など、今後普及が見込まれている150kWの急速充電を利用した場合は約30分で充電開始時の0%の状態から80%までの充電が可能になるという。
安全装備では、BMW社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能を搭載。この機能では高速道路の渋滞時に一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行ができる。
このほかにもアクティブクルーズコントロールや衝突回避・被害軽減ブレーキなどを盛り込んだ、安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準装備する。
コネクティビティでも「OK,BMW」と話しかけることで車両の操作や目的地を設定でき、AppleCarPlayにも対応。BMWコネクテッド・ドライブの標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信することも可能だ。
また、車両のキーを持たずともスマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで車両のロック解除や施錠もできる。
i40の価格は「eドライブ40」が750万円、「eドライブ40Mスポーツ」が790万円、「M50」が1080万円となる。

Spec

BMW i4|ビー・エム・ダブリュー i4

  • ボディサイズ|全長4,785×全幅1,850×全高1,455mm
  • ホイールベース|2,855mm
  • 車両重量|(eドライブ40)2,080kg
  •      (M50)2,240kg
  • 最高出力|(eドライブ40)250kW(340ps)/8,000rpm
  •      (M50)400kW(544ps)/8,000rpm
  • 最大トルク|(eドライブ40)430Nm/0-5,000rpm
  •       (M50)795Nm/0-5,000rpm
  • リチウムイオン電池容量|210.6Ah
  • 総エネルギー量|83.9kWh
  • 一充電走行距離|(eドライブ40)590km
  •         (M50)510km
  • 価格|(eドライブ40)750万円 
  •    (eドライブ40Mスポーツ)790万円
  •    (M50)1,080万円
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