ボルボのEVモデルはオンラインでのみ購入可能に｜VOLVO

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ボルボのEVモデルはオンラインでのみ購入可能に

ボルボ・カーズは今後、電気自動車（EV）の販売をオンラインでのみ購入可能にしていく計画を明らかにした。

Text by YANAKA Tomomi

EVを購入すためのプロセスを大幅に簡素化し、透明性の高い価格設定に

2030年までに完全なEVメーカーになることを目指しているボルボ。今後は数年のうちにEVラインアップを拡充していく計画がすでに明らかにされている。

新しい商業戦略の一環として、ボルボ・カーズではオンライン販売チャンネルに多額の投資をお行い、EVを購入すためのプロセスを大幅に簡素化。交渉などが必要なく、透明性の高い価格設定モデルで販売していくという。

今後はボルボ・カーズのサブスクリプションサービスの名称でもあった「ケア・バイ・ボルボ」を総合的な利便性を高めることを目的とした、より幅広い顧客サービスへと拡大。オンラインでボルボのEVを購入する際にはサービス、保証、ロードアシスタンス、家庭充電用オプションなどの項目を含む便利なケアパッケージが付帯されるとのことだ。

また、ディーラーも顧客体験の重要な部分を担い続け、クルマの準備や納車、整備など重要なサービスを引き続き担当。オンラインとオフラインをシームレスに統合していくとしている。

ボルボでは、日本で2021年秋の導入が予定されているクロスオーバーEVモデル「C40」からこのオンライン販売を適用。併せて、ボルボが掲げる「Freedom to Move（モビリティの自由）」をより具現するため、当初導入される100台の「C40」には新しいサブスクリプションのプランが用意される予定だ。