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2020年6月10日
トヨタRAV4に、走る楽しさを追求したPHVモデルを追加設定|TOYOTA
Toyota RAV4 PHV|トヨタ RAV4 PHV
トヨタRAV4に、走る楽しさを追求したPHVモデルを追加設定
トヨタは6月8日、クロスオーバーSUVのRAV4に、最上級モデルとなる新型プラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV」を追加設定し、同日から販売を開始した。
Text by HARA Akira
E-Fourの電気式4WDシステムにより0-100km/h加速6.0秒を記録
RAV4 PHVが搭載するパワートレインは、最高出力177ps(130kW)/6,000rpm、最大トルク219Nm/3,600rpmの2.5リッターA25A-FXS型エンジンに、フロント182ps(134kW)/270Nm、リア54ps(40kW)/121Nmの2モーターを配した、システム最高出力306ps(225kW)を発生するリダクション機構付「THS Ⅱ Plug-in」プラグインハイブリッドシステム。
駆動用バッテリーは総電力量18.1kWhのリチウムイオンバッテリーで、E-Fourの電気式4WDシステムにより0-100km/hが6.0秒という力強い加速を見せる。満充電状態でのEV走行距離95km、ハイブリッド燃費22.2km/ℓを達成。ガソリンタンクは55リッターの容量を確保しているため、航続距離は1,300kmに達するという。
TNGAプラットフォームはGA-Kを採用しており、大容量のリチウムイオンバッテリーを車体中央床下に搭載することで低重心と重量バランスの最適化が可能になり、上質な乗り心地と優れた操縦性を実現。さらに、EV走行時だけでなくHV走行時もバッテリーパワーを活用することでエンジン回転数を抑えた静かな走行ができるという。
また、エアコン冷媒を活用することでリチウムイオンバッテリーの温度管理を適切に行ったり、ヒートポンプ式エアコンを採用しエアコン使用時の消費電力を抑えたりすることで、EV走行距離の低下を防ぐ工夫がされている。
利便性では、停電や災害時に役立つ最大1,500W(AC100V)の外部給電機能を標準装備。ラゲージ内のアクセサリーコンセントだけでなく付属のヴィークルパワーコネクターを使用すれば、こちらも外部給電用コンセントとして使える。
また、使用目的に合わせてEV給電モードとHV給電モードが設定でき、後者ならガソリン満タン状態で3日程度の電力が供給できるという(1,500Wの最大出力で使い続けた場合)。
エクステリアは、専用のフロントグリルとロアモール、LEDヘッドライト、新意匠19インチ専用アルミホイールが最上級モデルであることを主張し、外板色にはPHV専用のエモーショナルレッドⅡを含む6色を設定。「BLACK TONE」モデルには、ブラックが映えるツートーンカラーを設定した。
インテリアは、ブラックで統一した空間に上質感を醸し出すレッドステッチを採用。前席は快適温熱シート、後席はシートヒーターを備えた合成皮革表皮のスポーツシートを全車標準装備している。
また、先進装備では、スマートフォンと連携する大型9インチのディスプレイオーディオ、歩行者や自転車運転者(いずれも昼間)を検知対象に加えた「Toyota Safety Sense」、「パーキングサポートブレーキ(静止物)」、「パノラミックビューモニター」、「ヘッドアップディスプレー」などを採用している。
各グレードの価格は、Gが469万円、“Z”が499万円、BLACK TONEが539万円となっている。
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