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2020年5月20日
再生可能エネルギーを推進する「トヨタグリーンエナジー」を中部電力などと協同で設立|TOYOTA
TOYOTA|トヨタ
再生可能エネルギーを推進する「トヨタグリーンエナジー」を中部電力などと協同で設立
トヨタ自動車は、中部電力や豊田通商と共同で、「トヨタグリーンエナジー有限責任事業組合」を設立。国内の再生可能エネルギー電源の取得、運営を行い、将来的にはトヨタグループへの供給を目指していく。
Text by YANAKA Tomomi
クリーンな電力を生み出し、将来的には工場のCO2排出量ゼロへ
「トヨタ環境チャレンジ2050」に基づき、クルマの環境負荷をゼロに近づけるとともに、地球・社会にプラスとなる取り組みを通じて、人とクルマと自然が共生する社会を目指しているトヨタ。今回の事業を通じて供給されるクリーンな電気により、将来的には工場などから排出されるCO2をゼロにすることで、低炭素社会の実現に貢献したいとしている。
中部電力でもESG経営の深化とSDGsの課題解決への貢献を掲げ、再生可能エネルギーの利用拡大に取り組んでおり、事業パートナーであるトヨタグループの低炭素社会の実現に貢献することで、日本のエネルギー自給率向上やCO2排出量の削減に努めていくという。
また豊田通商は、風力・太陽光発電を中心に、30年以上にわたり発電所の開発から運営まで、再生可能エネルギー事業に取り組んできた。これまで培った事業運営のノウハウを生かし、低炭素社会への移行に寄与していくという。
3社は、トヨタグリーンエナジーの事業運営を通じて、再生可能エネルギー電源の自立に向けたコストダウンや設備の長寿命化・リプレースなどを通じたサステナビリティの確保にも協力して取り組んでいく。
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