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2019年10月28日
4代目フィットを東京モーターショー2019でワールドプレミア|Honda
Honda Fit|ホンダ フィット
4代目フィットを東京モーターショー2019でワールドプレミア
ホンダは10月23日(水)、東京モーターショー2019でコンパクトカー「フィット」の新型を世界初披露した。
Text by YANAKA Tomomi
心地よさにこだわり開発
4代目となる新型フィットが東京モーターショー2019でワールドプレミアされた。歴代のモデルに継承されてきた広い室内空間や使い勝手の良さを生かし、“心地よさ”にこだわって開発しとホンダではしている。
その一つがフロントピラー。従来とは異なる断面構造にするとともに、万が一の衝突時にはボディへ負荷を流す構造が採用され、衝突安全性能とワイドな視認性を両立させている。
またフロントシートは上級セダンへの搭載も見据えて新しく開発した新世代のボディースタビライジングシートを取り入れることで、長時間ドライブでも疲れにくく、柔らかな座り心地を実現しているとホンダでは謳う。
ハイブリッドモデルには高い環境性能と心地よい走りの両立を目指して開発した2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を、ホンダのコンパクトカーとして初めて搭載。日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行することができるという。
タイプは5種類が用意される。具体的には、デザイン性と快適性を備えた基本タイプの「ベーシック」。良質な素材を用いたナチュラルな風合いの織物シートや本革ステアリングやプライムスムースのソフトパッドなど、全体のカラーや素材を揃え、質感高くリラックスできる空間を目指す「ホーム」。さらに、シートとインパネソフトパッドの表皮に撥水性の高い素材を使用し、軽快でファッショナブルなテイストに仕上げた「ネス」。大径タイヤを装着し、タフなイメージを高めた「クロスター」。そして、専用の本革シートを標準装備し、上質感が感じられる「リュクス」というラインナップとなる。
安全装備では、安全運転支援システム「ホンダ センシング」に、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを新採用。車両前後に装着された計8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来機能を拡充するとともに近距離衝突軽減ブレーキも追加し、全タイプで標準装備とした。
コネクテッドサービスではホンダ車専用車載通信モジュール「ホンダ コネクト」を日本初搭載。スマートフォンによるリモート操作や、事故などの緊急時にクルマ自体が緊急サポートセンターにつながるトラブルサポート、異常を検知した際にガードマンを派遣できるホンダ アルソック駆け付けサービスなども提供される。
リュクスのインテリア
東京モーターショー2019は11月4日(月・祝)まで一般公開される。
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