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2020年3月10日
ジャガー・ランドローバーの描く未来を示すEVコンセプト|Jaguar & Land Rover
Jaguar|ジャガー
Land Rover|ランドローバー
ジャガー・ランドローバーの描く未来を示すEVコンセプト
ジャガー・ランドローバーは、新型のEVコンセプトモデル「プロジェクト・ベクター」を発表した。このクルマはジャガー・ランドローバーが思い描く自動化や電動化、コネクテッドの未来に向けたアーバンモビリティを提示する1台になるという。
Text by YANAKA Tomomi
フラットなフロアはシート構成を組み替えることでさまざまなシーンに対応
社会をより安全で健康に、そして環境をよりクリーンにするという「ディスティネーション・ゼロ(Destination Zero)」のミッションを掲げ、「ゼロ・エミッション」や「事故ゼロ」、「渋滞ゼロ」の未来を目指すジャガー・ランドローバーが、最新のEVコンセプトを発表した。
外部パートナーとの緊密でスピード感のある協業を実現するため、ウォーリック大学内の「ナショナル・オートモーティブ・イノベーション・センター」を拠点に開発された「プロジェクト・ベクター」。
全長わずか4メートルという都市向けの設計で、バッテリーやドライブコンポーネントはすべて床下に搭載し、フラットなフロアにまとめられているのが特徴。シート構成を組み替えることで、プライベート用やシェア用、さらには宅配などの商用にもできるインテリアやキャビンになるという。
「都市化とデジタル化というメガトレンドに、コネクテッド・アーバン・モビリティ・システムは必要不可欠」という考え方から、自動運転車両が実際の都市を走ることを実現するために必要なインフラストラクチャーまで、モビリティを取り巻くさまざまな環境にも対応するとのこと。
ジャガー・ランドローバーでは、未来のモビリティを探る実地調査として、英国コベントリー市の公道で2021年後半から「プロジェクト・ベクター」を使ったモビリティサービスを計画しているという。
問い合わせ先
ランドローバーコール
Tel.0120-18-5568(9:00-18:00 土日祝日を除く)
https://www.landrover.co.jp/