ポルシェ、アップデートしたタイカン2022年モデルを発表|Porsche
CAR / NEWS
2021年9月10日

ポルシェ、アップデートしたタイカン2022年モデルを発表|Porsche

Porsche Taycan|ポルシェ タイカン

Porsche Taycan Cross Turismo|ポルシェ タイカン クロスツーリスモ

ポルシェ、アップデートしたタイカンの2022年モデルを発表

ポルシェAGは電動モデル(EV)「タイカン」とクロスオーバーEV「タイカンクロスツーリスモ」の2022年モデルを発表。リモートパークアシストの利用が可能となったほか、インフォテインメントシステムでAndroid Autoが接続できるようになった。

Text by YANAKA Tomomi

航続距離の拡大とコネクティビティの向上

「タイカン」と、2021年3月に発表されたばかりの「タイカンクロスツーリスモ」の2022年モデルが発表された。
技術的な面では、ノーマルおよびレンジモードでフロントの電気モーターをほぼ完全に切り離し、4WDモードでは部分負荷時に無通電にすることで、実質的な航続距離を延長。航続距離(WLTP)の数値は更新されないものの、日常の使用での航続距離は長くなるという。
新たなオプションとして「リモートパークアシスト」も導入され、駐車スペースに出入りするときにドライバーが運転席に座っていなくても、スマートフォンを使って遠隔操作で並列駐車、縦列駐車、ガレージなどでも自動制御で駐車ができるように。
システムが自動的に駐車スペースを検知し、車両の超音波センサーとカメラシステムを使って駐車スペースの寸法を測定。十分なスペースがある場合、ドライバーは「ポルシェ コネクト」のアプリを使い駐車プロセスを開始させ、自身はクルマから降りることが可能となる。
その後もスマートフォンのアプリインターフェースのボタンを押したままにすると、駐車プロセスを連続的にモニターでき、ステアリング操作や車両の前後の動きをリモートパークアシスト機能が引き受け、ボタンを離すと即座にタイカンの駐車操作は停止されるという。
タイカンの誕生以来、導入されてきたインフォテインメントシステムの第6世代ポルシェコミュニケーションマネジメント(PCM)も進化。これまでApple CarPlayのみだったが、新たにAndroid Autoにも対応。走行安全性に悪影響を及ぼすことのない特定の電話機能やスマートフォンアプリであれば、Googleアシスタント音声コマンドでも操作できるようになった。
ボディカラーは、1990年代のポルシェならではのカラーが復活。17種類の標準塗装カラーに加え、オプションとしてムーンライトブルーメタリックやアシッドグリーン、ルビースターなどポルシェ特有のカラーを含む63種類の色が塗装可能となっている。
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