CAR /
NEWS
2021年4月8日
フォルクスワーゲン、パサートシリーズをマイナーチェンジ|Volkswagen
Volkswagen Passat|フォルクスワーゲン パサート
Volkswagen Passat Variant|フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント
Volkswagen Passat Alltrack|フォルクスワーゲン パサート オールトラック
フォルクスワーゲン、パサートシリーズをマイナーチェンジ
フォルクスワーゲングループ ジャパンは4月6日、「パサート」シリーズのマイナーチェンジモデルを発表し、同日から販売を開始した。
Text by HARA Akira
先進運転支援システムや新世代インフォテインメントシステムも搭載
パサートは1973年の誕生以来、 全世界で累計販売台数3,000万台を超える、フォルクスワーゲン ブランドを代表する基幹モデルの一つ。現行では、パサート、パサート ヴァリアント、パサート オールトラックの3モデルを展開しており、今回のマイナーチェンジではエクステリアとインテリア、パワートレインの変更、先進運転支援システム、新世代インフォテイメントシステムの搭載などが実施された。
まずエクステリアでは、フロントとリヤバンパー、ラジエターグリル、リアの中央部分に移された「Passat」のロゴなどを刷新。インテリアでは、ダッシュパネルにこれまでのアナログ時計ではなくバックライト付きの「Passat」ロゴを配置し、アンビエントライトのカラーはインフォテイメントシステムとデジタルメータークラスターと同色が反映され、 先進的で魅力的なコックピット空間を実現した。
パワートレインは、 ガソリンモデルとディーゼルモデルの2種類。 ガソリンモデルは、 従来の1.4 TSIエンジンに代わり、 新たに1.5 TSIエンジン(110kW)を採用。 ディーゼルモデルでは定評のある従来の2.0 TDIエンジン(140kW)に新たに7段DSGのトランスミッションを組み合わせ、 今まで以上にスムーズな加速を実現した。 オールトラックには、フルタイム4輪駆動システム4MOTIONと長距離走行に適した2.0TDIエンジンを組み合わせることで、ラフロードにも対応するオールラウンドな走行性能を持たせた。
運転支援システムでは、以下の2つをフォルクスワーゲンで初採用するとともに全車標準装備。 同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist」は、 従来の渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」をさらに進化させたシステムで、 ドライバーがあらかじめ設定した車速内において前走車との車間及び走行レーンの維持をサポート。 高速道路などの長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与するという。
また LEDマトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」は、フロントカメラで対向車や先行車を検知し、マトリックスモジュールに搭載されたLEDを個別に制御することで、最適な配光を可能としたシステム。これにより、 安全性を向上させるだけでなく、 ダイナミックターンインジケーターと合わせて右左折時の被視認性を向上させている。
インフォテイメント面では、常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用。 オンラインサービス「We Connect」と合わせることで、 最新の渋滞情報などを入手できることに加え、 スマートフォンの専用アプリで窓の閉め忘れや車両駐車位置などの車両情報を確認できる。 また、 車両のドアの解錠・施錠もスマートフォン上で操作することができるようになった。
ボディカラーは新色のアクアマリンブルーメタリックを含む4色展開。 また、 ヴァリアントでは、 R-Line専用色のラピスブルーメタリックを含む5色を展開。 オールトラックについても、 新色のアクアマリンブルーメタリックを含む5色展開となっている。
価格はパサートが429万9,000円〜534万9,000円、パサート ヴァリアントが449万9,000円〜604万9,000円、パサート オールトラックが552万9,000円〜604万9,000円となっている。
問い合わせ先
フォルクスワーゲン カスタマーセンター
Tel.0120-993-199
https://www.volkswagen.co.jp/ja.html