BMW、Mハイパフォーマンスモデルの「M3」「M4」を発売|BMW
CAR / NEWS
2021年1月28日

BMW、Mハイパフォーマンスモデルの「M3」「M4」を発売|BMW

BMW M3|ビー・エム・ダブリュー M3

BMW M4|ビー・エム・ダブリュー M4

BMW、Mハイパフォーマンスモデルの「M3」「M4」を発売

ビー・エム・ダブリューは、サーキットでの運動性能を極限まで高めたMハイ・パフォーマンスモデルの「M3」と「M4」の販売を開始した。

Text by YANAKA Tomomi

M4にはMTモデルも設定

BMW M社が開発する高性能マシンMモデル。これにはサーキットでの走行を可能にした「Mハイパフォーマンスモデル」と、サーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めた「Mパフォーマンスモデル」の2つのカテゴリーがあり、今回登場したM3とM4は、前者の「Mハイパフォーマンスモデル」に位置づけられるモデルだ。
デザインは、いずれも大型キドニーグリルを採用し、水平方向にはダブルバーを取り入れ、迫力あるフロントデザインに。さらに、大出力に会わせてエンジンの冷却機能を高めるために大型エアインテークも与えられ、ほかのモデルとの差別化も図られた。
サイドデザインは、Mモデル専用となるサイドギル、ドアミラーなどを標準装備。リアもMスポーツエキゾーストや空力特性を高めるためのディフューザーなどでハイパフォーマンスモデルであることをアピールする。
インテリアもM専用のメーターパネルやステアリングホイールでスポーティな雰囲気を演出。AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「インテリジェント・パーソナル・アシスタント」も装備された。
パワーユニットは、M4には最高出力353kW(480ps)、最大トルク550Nmを発生する直列6気筒のガソリンターボエンジンを搭載。
           
さらなるハイパフォーマンスを誇るM3コンペティションとM4コンペティションには、最高出力375kW(510ps)、最大トルク650Nmにパワーアップされたエンジンが与えられる。トランスミッションは8段ATのMステップトロニックで駆動方式はFRとなる。M4には、MTモデルも設定された。
ボディを含め、ドライブトレーンを構成する各種パーツにはアルミニウムを多用することで軽量化に貢献。Mアダプティブ・サスペンションを標準装備することでスポーツドライビングのみならず、街中走行時の乗り心地向上も向上しているという。
また、よりハードなサーキットでの走行を可能とするため耐熱、耐フェード性能に優れた大径のブレーキディスクや、軽量化された6ポッドMコンパウンドブレーキも標準装備。このほかにもMカーボンセラミックブレーキもオプションで用意された。
サーキットでの走行も可能なモデルでありながら、安全運転機能や運転支援システムも充実。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載したほか、3眼カメラ&レーダーなどを用いたアクティブクルーズコントロールや衝突回避・被害軽減ブレーキ、ペダル踏み間違い急発進抑制機能などが標準装備されている。
価格はM3コンペティションが1324万円。M4は1298万円、M4コンペティションが1348万円。また、コンペティションモデルに追加できるトラックパッケージはいずれのモデルも112万円のプラスとなる。デリバリーは2021年3月以降を予定。
問い合わせ先

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Tel.0120-269-437(平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
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