1930年のル・マンに参戦した往年の名車「ブロワー」を12台限定で復刻|Bentley
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2019年9月15日

1930年のル・マンに参戦した往年の名車「ブロワー」を12台限定で復刻|Bentley

Bentley|ベントレー

1930年のル・マンに参戦した往年の名車「ブロワー」を12台限定で復刻

ベントレーは、英国時間の9月8日(日)に開かれたイギリスを代表するコンクールイベント「サロン・プリべ・コンクール・デレガンス」で、1929年にティム・バーキン卿の依頼によって製造された、「ブロワー」を「コンティニュエーションシリーズ」として12台限定で復刻すると発表した。

Text by YANAKA Tomomi

ヨーロッパのサーキットで活躍したブロワーをマリナーの手で忠実に再現

1920年代後半、ベントレーボーイズと呼ばれたレーサーの一人であり、実業家でもあったバーキン卿のレースチームのために、オリジナルの「チーム・ブロワー」は4台製造された。
ターボチャージャー付きの4.5リッターを搭載したモデルはいずれもヨーロッパ各地のサーキットで活躍。その中でも最も名を馳せたのが、バーキン卿自身がステアリングを握った2号車「UU5872」で、1930年のル・マン24時間にも参戦。ベントレーワークスチーム優勝の立役者ともなったモデルだ。
今回、“継続”の意を込めた「コンティニュエーションシリーズ」として、この「ブロワー」がベントレーのビスポーク部門「マリナー」のスペシャリストらの手により1台1台ハンドクラフトされ、12台限定で復刻される。
パーツは、ベントレーが所有するチーム・ブロワーのシャシー番号HB3403を分解し、3Dスキャナーで測定してデジタルモデルを作成。次に、オリジナルモデル製造時に使用された1920年代の金具や伝統的な工具、そして最新の製造技術を用い、12台分のパーツを製作するという。
基本的なメカニカルやルックス、スピリットでさえも可能な限り当時を引き継ぐものの、安全面に関してのみ、目立たない部分でわずかに現に合わせた変更が加えられるそう。
エンジンはオリジナルのブロワーとおなじく4気筒16バブルエンジンで、アルミニウム製クランクケース、鋳鉄製シリンダーライナー、取り外し不可能な鋳鉄製シリンダーヘッドを装備。スーパーチャージャーはアムハースト・ヴィリヤース製ルーツ式MK Ⅳ型スーパーチャージャーの精巧なレプリカを用い、4,398ccエンジンは4,200rpmで240psを発生。シャシーも忠実に再現される。
これら12台のコンティニュエーションシリーズが完成するのは約2年後の予定。価格は未定で、受注開始時に決定するという。
問い合わせ先

ベントレーコール
Tel.0120-97-7797
https://www.bentleymotors.jp/

                      
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