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2019年9月30日
フラッグシップクーペ「LC」にレクサスが掲げる「クラフテッド」の思想を具現した特別仕様車が登場|Lexus
LEXUS LC PATINA Elegance|レクサス LC パティーナ・エレガンス
LEXUS IS I Blue|レクサス IS アイ・ブルー
レクサスが掲げる「クラフテッド」の思想を具現した2つの特別仕様車
レクサスはフラッグシップクーペ「LC」に特別仕様車「パティーナ・エレガンス」を100台限定で設定。またFRセダン「IS」には特別仕様車「アイ・ブルー」を設定し、いずれも10月1日(火)から販売を開始する。
Text by YANAKA Tomomi
柔らかく心地よいL-ANILINE本革シートを使ったシックなツートーンカラーの内装
レクサスのフラッグシップクーペ「LC」とFRセダン「IS」に特別仕様車が登場した。開発の礎となっているのが、レクサス掲げるフィロソフィ「CRAFTED(クラフテッド)」。日本の美意識やユーザーが求める“曖昧なもの”を察する感性をもって、匠の技から先端テクノロジーまであらゆる手段で体現させていく思想という。
LCについては、5.0リッターV8エンジンの「LC500」と3.5リッターV6ハイブリッドエンジンの「LC500h」のいずれにも設定される。インテリアにはレクサスが独自に開発し、柔らかさを追求したL-ANILINE本革シートと、プレミアムレザーを使用した本革ステアリングが採用された。
室内は、特別仕様車専用内装カラーのパティーナブラウンとドアトリムやL-ANILINE本革シートに配された華やかなブラウンのコンビネーションカラーとなり、優雅かつ洗練された雰囲気を演出する。
ボディカラーは特別仕様車専用カラーで新色のテレーンカーキマイカメタリックのほか、ソニックチタニウム、グラファイトブラックガラスフレークの3色を設定。販売台数は100台限定で、価格は、LC500hが1,450万円、ハイブリッドモデルのLC500hが1,400万円となる。
日本古来の「搗色(かちいろ)」に職人が一本ずつ染め上げた藍本杢ステアリング
職人が一つずつ本杢を藍色に仕上げた藍本杢ステアリングホイールなどを採用したISの特別仕様車「アイ・ブルー」は3.5リッターV6エンジンの「IS350」、2.5リッター直列4気筒ハイブリッド「IS300h」、2.0リッター直列4気筒ターボ「IS300」に設定。
今回の藍色は100種類以上ある色域の中から日本で愛されてきた「搗色(かちいろ)」をモチーフに、インテリアを専用カラーコーディネートでまとめた。また、エクステアではスピンドルグリルやアルミホイールなどを黒基調とすることでスポーティさが高められている。
藍本杢ステアリングホイールの開発には120年を超える歴史を持つ木工加工と塗装の技術が生かされている。職人の手作業による研磨で本革と変わらないなめらかな質感に磨き上げ、藍塗装では塗膜を可能な限り薄くすることで、影の中では黒く見えながら、太陽光を受けるとメタリックのように鮮やかな藍色を出現させるという。
また特別仕様車専用のL texスポーツシートをはじめ、メーターフードやニーパッドなどには特別仕様車専用のブルーグレーステッチがアクセントとして与えられた。
ボディカラーはヒートブルーコントラストレイヤリングなど5色を設定。価格は「IS350」が655万7,000円。「IS300h」はFRが590万1,000円、4WDは636万5,000円、「IS300」は541万6,000円となる。
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