カローラシリーズ初のSUV、ついに登場|TOYOTA
CAR / NEWS
2021年9月17日

カローラシリーズ初のSUV、ついに登場|TOYOTA

TOYOTA COROLLA CROSS|トヨタ カローラ クロス

カローラシリーズ初のSUV、ついに登場

トヨタは9月14日、新型SUV「カローラ クロス」を発表し、同日から販売を開始した。

Text by HARA Akira

開発コンセプトは「新空間・新感覚COROLLA」

カローラは1966年の誕生以来、世界150以上の国と地域で5,000万台が販売されてきたトヨタのグローバルモデル。今回の「カローラ クロス」は、同シリーズの中で初めてとなるSUVモデル。「新空間・新感覚COROLLA」を開発コンセプトとし、SUVならではの広い室内空間や高いユーティリティ、力強い走りと低燃費を両立したという。
ボディサイズは全長4,490×全幅1,825×全高1,620mm、ホイールベースは2,640mm。エクステリアは「アーバン・アクティブ」をデザインコンセプトとして、SUVらしいダイナミックで洗練されたエクステリアデザインを採用。ガラス面や前後のランプに伸びやかなデザインを施したアッパー部と、ワイドで安定感のあるバンパー部のデザインのコントラストにより、都会的かつ堂々としたプロポーションとし、外板色には都会的で洗練された雰囲気を持つ全8色を設定した。
インテリアは、インストルメントパネルからドアトリムにかけて連続性のあるデザインで室内空間に広がりが感じられるほか、室内照明は全てLEDを採用するなど、カジュアルな雰囲気の中に、上質かつ洗練されたインテリアを実現。フロントシートには、スリムな背面部と高いホールド性を両立したスポーティなシートを採用した。
ラゲージ容量は、5人乗車時でもクラストップレベルの487リッターを実現。また後席を倒すとさらに広いスペースを確保でき、ロードバイクの搭載が可能になる。ラゲージ開口部を地面から720mmの高さに設定したことで荷物の積み下ろしが容易になったほか、ハンズフリーパワーバックドアを採用。また、カローラ クロス専用設計の高機能収納ボックス「ラゲージアクティブボックス」を使用すると、荷物を車外から見えない状態で収納することができるほか、ふたを閉じるとラゲージの床面をフラットにして広い荷室空間を活用できるなど、多彩な荷室アレンジが可能になる。
パワートレーンは、103kW(140ps)/170Nmの1.8リッター直4ガソリンエンジンモデルと、72kW(98ps)/142Nmの1.8リッター直4ガソリンに53kW(72ps)/163Nmのフロントモーターを組み合わせたハイブリッドモデル、さらにこれに5.3kW(7.2ps)/55Nmのリアモーターを組み合わせた4WDモデルが設定されている。WLTCモード燃費はハイブリッドモデルで26.2km/Lを達成している。
プラットフォームは、車高の高さを感じさせず軽快で安定した操縦性を備えた「GA-Cプラットフォーム」を採用。日常のあらゆるシーンでドライバーを支援する最新のToyota Safety Senseを全車標準装備したほか、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W)と非常時給電モードをハイブリッド車にオプション設定。停電など非常時には車両駐車時に「非常時給電モード」にすると、電気ポットやドライヤーなどの家電製品が使用可能な非常用電源として活用することができ、もしもの時に頼れる安心機能を備えることになる。
カローラ クロスの価格はガソリンモデルが199万9,000円〜264万円、ハイブリッドモデルが259万円〜319万円。月間販売目標は4,400台となっている。

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