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2019年10月1日
ヴァンテージを上回るパワー──アストンマーティン、初のSUV「DBX」のエンジンスペックを発表|Aston Martin
ASTON MARTIN DBX|アストンマーティン DBX
アストン初のSUV「DBX」、エンジンスペックが明らかに
アストンマーティンは同社初のSUV「DBX」について、エンジンの詳細を発表するとともに、2019年12月にワールドプレミアするとアナウンスした。
Text by YANAKA Tomomi
4.0リッターV8ツインターボはヴァンテージを上回る550psを発生
アストンマーティン初のSUVとして開発が進められてきた「DBX」のパワートレインが明らかになった。
エンジンは「ヴァンテージ」や「DB11」と同じ4.0リッターV8ツインターボで、チューニングによりDBX用にさらに性能が引き上げられ、最高出力はヴァンテージより40ps上回る550ps、最大トルクは700Nmと15Nm引き上げられた。ハイスピードテストでも最高速度は約290km/hを上回ることが確認され、スポーツカーと同等のパフォーマンスを誇るという。
現在テストプログラムの最終段階を迎えているというDBX。アストンマーティン史上もっとも包括的だというテストプログラムは、英シルバーストーンや独ニュルブルクリンクのエンジニアリングセンターを拠点に世界各地で実施。ニュルブルクリンク北コースでは8分を切るラップタイムを何度も記録しているそう。
ただし、最終的な最高速度と加速性能は、テストプログラムの最終段階であらためて設定される予定だ。
また専門チームによるサウンドチューニングが行われるなど、順調な仕上がりが感じられるDBX。12月のアンベールでどのような姿をあらわすのか、期待したい。