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2022年3月25日
レヴァンテの弟分が登場──マセラティ、新型SUV「グレカーレ」を発表｜Maserati
Maserati Grecale｜マセラティ グレカーレ
マセラティ、新型SUV「グレカーレ」を発表
マセラティは3月22日、 " The Every day Exceptional（毎日が格別）" をコンセプトとした新型SUV「グレカーレ」を発表した。
Text by HARA Akira
日本での価格は税込800万円代後半～を予定
グレカーレのボディは、全長4,846×全高1,670×全幅2,163mm（ウイングミラーを含む）、ホイールベース2,901mm、リヤホイールトレッド1,948mm（以上GTバージョン、トロフェオはさらに大きい）で、サイズ的には現行SUVの「レヴァンテ」より1クラス小さいものとなる。
発表時にはまず3つのバージョンを展開。300psの4気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「GT」、330psの4気筒マイルドハイブリッドエンジンを搭載した「モデナ」、MC20に搭載されたマセラティ独自のネットゥーノエンジンをベースにした530psの高性能3.0リッター ガソリンV6を搭載したパワフルな「トロフェオ」となる。さらに1年後には、400Vの100％電気自動車「グレカーレ フォルゴーレ」が加わり、全車種がそろう。
パフォーマンスは、トロフェオで0-100km/h加速3.8秒、最高速度285km/hを公称する。
エクステリアは、MC20以降の全ての新型車に共通した特徴を持ち、フロントの低く堂々としたグリル、サイドの美しい流線的なフォルム、リアのジウジアーロ3200GTから着想を得たブーメラン型のテールライトが目を引く。
キャビン内には、すべてがタッチ式となったマセラティ史上最大の12.3インチの大型センタースクリーン、その他のコントロール用の8.8インチディスプレイ、リアシート専用の3番目のディスプレイを備えており、伝統の時計盤はデジタル化され、音声コントロールにより車載コンシェルジュにも変身する。
車内体験は、マセラティ・インテリジェント・アシスタント（MIA）マルチメディア・システム、最新鋭のインフォテインメント、マセラティ･コネクトで管理。マセラティらしい咆哮と臨場感あふれるソナス･ファベール3Dサウンドシステムによるオールラウンドなサウンド体験により、車内は楽しさの極限にまで高められるという。ソナス･ファベールの音響システムは、プレミアムレベルでは標準で14スピーカー、ハイプレミアムレベルでは必要に応じて21スピーカーが搭載される。
開発はモデナのマセラティ･イノベーション･ラボで行われ、生産はカッシーノ工場が担当。日本での価格は税込800万円代後半～を予定しており、6月上旬頃からオーダー受付を開始。日本でのデリバリー開始は2023年上旬を予定している。
問い合わせ先
マセラティ コールセンター
Tel.0120-965-120
http://www.maserati.com