アルファロメオの血統を色濃く受け継ぐジュリアとステルヴィオに、F1参戦記念の限定モデル｜Alfa Romeo

Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio F1 Tributo｜アルファロメオジュリアクアドリフォリオ F1トリビュート

FCAジャパンは、アルファロメオのフラッグシップサルーン「ジュリア・クアドリフォリオ」とSUV「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」に、フォーミュラ・ワン（F1）への参戦を記念した限定車「F1トリビュート」を設定。11月からジュアリは6台、ステルヴィオは4台限定で販売を開始する。

Text by YANAKA Tomomi

現在「アルファロメオ・レーシング」としてF1に参戦しているアルファロメオは創業以来、モータースポーツとともに歴史を積み重ねてきた。その血統を色濃く受け継ぐ高性能モデル「ジュリア・クアドリフォリオ」と「ステルヴィオ・クアドリフォリオ」に限定車「F1トリビュート」が登場する。

エクステリアのアクセントとなるエアロパーツは、F1でもタッグを組むザウバーエンジニアリングと共同開発。フロントエアロスプリッター、大型サイドスカート、大型リアスポイラーで構成され、高速走行時に整流効果を発揮するという。

さらに、カーボンV字型グリルやグロスブラックフロントグリルとディフューザー、カーボンエクステリアミラーハウジングなどの専用アイテムにより、標準モデルとの差別化が図られている。

パワートレインにも専用チューニングが施され、最高出力は510psから520psへと向上。アクラポヴィッチ社製のエキゾーストシステムも採用された。また、サーキット走行など高負荷時の耐フェード性と軽量化を両立するカーボンセラミックブレーキを搭載し、ブレーキ性能も強化されている。

インテリアはカーボンインサート付きのアルカンターラステアリングをはじめ、軽量化にも寄与するスバルコ社製のカーボンバケットシート、レッドシートベルトなどにより、スポーティな雰囲気が高められた。

販売台数と価格は、ジュアリアが6台限定で1,459万円、ステルヴィオは4台限定で1,495万円となる。

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